異世界おじさん アニメ8話以降の原作異世界エピソードまとめ

セガ大好きおじさんが独自の価値観で異世界を生き抜く姿が大人気となった『異世界おじさん』。だが人気絶頂の中、コロナショックにより7話までで放送は中止となり10月より1話から改めて再スタートとなってしまった。そのため8話以降は8週間も待たねばならないので、原作を読んでしまった。異世界おじさんは異世界から帰還したおじさんがその過去を甥っこに語る異世界パートと、90年代の価値観から2010年代末を捉える現代パートから構成されているが、ここでは異世界パートのエピソードをまとめておく。

【目次】

勇者アリシア編~救世のワンドを手に入れろ!~

アリシアの記憶を消し去るおじさん

ヒーラーのアリシア及び剣士と武道家3人のパーティーはゴブリンの大群と対峙する。それを手助けしたのがおじさんで山を一閃し大群を瞬時に葬り去る。だがおじさんは都合の悪いことは瞬時に記憶消去する癖がついておりお家芸のイキュラスキュオラを発動。おじさんの事を忘れ去った3人は何も知らないまま功績を手にし、勇者に祀り上げられた。その後、ハリネズミ事件を通して再会した3人とおじさんは、救世のワンドが眠るダンジョンに挑むことになる。最初は3人で攻略を始めたのだがレベルが足りず、おじさんが手伝うことになったのだ。おじさんはチート能力を使って裏口からワンドを手に入れるも、3人のガッカリ顔を見てイキュラスキュオラ!再びダンジョンに挑戦し今度は正攻法で入手する。喜ぶ3人を見たおじさんは自分が異分子であることに気付き、またもや記憶消去を行おうとするも、善良な3人はおじさん含めた4人のパーティーであると認識しており、おじさんを受け入れていたのだ。それ故、おじさんは記憶消去を行わず、3人と絆を深めた。3人に対して情が湧いたおじさんは、彼らを勇者に祀り上げた首謀者など赦しておけない。そんなわけで王都へ向かうこととなった。

王都陰謀編~腐敗した悪徳司祭の陰謀を断て~

王国正規騎士に就職していたメイベル~その後解雇され住所不定無職~

なぜ冒険者に成りたてのアリシアたちが勇者になったのか。それは勇者を殺させることで魔物に対する危機感を煽り立て軍事費を増加させるためでであった。勇者を叙任する権限のある司祭は、心づけとして司令官から軍事費の一部を着服する計画だったのである。そこへおじさんが乱入し、司祭の陰謀を暴くことになる。90年代における体罰教師に変身したおじさんはビンタと恫喝でロジカルな司令官に分からせを行う。そんなおじさんの前に立ちはだかったのが、氷の一族メイベル。彼女はその氷の剣の力により王国の正規騎士へと成りあがっていたのだ。二人の間の真剣勝負が始まるかと思いきやメイベルとおじさんは幻影魔法を使って互いの分身を戦わせてリラックスタイム。だがあまりにも二人が乳繰り合っていたためバレてしまう。すると今度は司祭が精神操作をメイベルに使っておじさんVSメイベルのバトル開始。しかしおじさんはこれも一瞬で見抜きメイベルの精神操作を打ち破り司祭を追い詰める。おじさんの名言で司令官を慕う部下たちは陰謀から手を引く様に訴え、さらに再び体罰教師に変化したおじさんにより司令官は納得させられる。それでもまだ司祭はゴチャゴチャ喚くが、おじさんは魔炎竜に変化しその力を示すのであった。

借金エルフ指輪編~借金してまでおじさんから貰った指輪を買い戻したエルフ~

ドラゴラムが解けなくなったおじさんを元に戻すエルフ

魔炎竜に変身し続けたため精神汚染が進んだおじさん。そんなおじさんを救うべく立ち向かったのがツンデレエルフであり、本格派ファンタジー風異能バトルが描かれる。ドラゴラムおじさんをエルフは何とか打ち倒し人間形態に戻して抱き締めひとしきり独占欲を満たす。だがそこへ現れたのは金貸しの一味。エルフは質屋で換金した指輪を買い戻すために借金をしており、取り立てに来られたのである。戦闘が勃発するかと思いきや、ここで復活したおじさんが行動。なんとエルフやメイベルにあげた世界で七つしかない指輪のストックを金貸しの指にはめてあげたのである。これにはエルフも憤慨するが、突如沼に落ちて借金事件はお流れとなる。おじさんはその体臭を気にして風呂を探し、エルフと共に温泉に入りに行くことになる。

温泉回~アリシア攻略回でフラグ成立!~

おじさんに記憶消去に関する約束を交わすアリシア

エルフと共に温泉に入りに行くおじさん。エルフはおじさんと相部屋になるよう画策し離れの一室に部屋を取る。そして始まるおじさんの足裏マッサージ。喘ぐエルフ。それを出歯亀していたのがアリシアであったがおじさんにより見破られる。事情を聞くとアリシアたちは温泉の周辺で修行をしていたとのことだが、彼らはレアアイテムを物干し代わりに使っておりエルフはブチギレて回収しに行く。こうしてエルフが不在となったが運悪く魔物が攻めて来る。おじさんはマホトーンされてしまい魔法が使えない。そんな中、アリシアの救世のワンドが発動してチート能力を得る。アリシアが戦っている中、おじさんのマホトーンも解け、魔物を一掃する。危機が去った後は温泉イベント。アリシアと裸の付き合いをすることになる。入浴中、アリシアが孤児であったことが分かり、その出自が不明であるため記憶を大切にしていると判明する。ここでおじさんはアリシアの記憶を2回消したことを告白。アリシアは信じていたおじさんがそのような行動に出たことが信じられず問い詰めていく。最終的にアリシアは自分に記憶消去を行わせないこととおじさんの中のアリシアの記憶を消さないことを約束させる。だがおじさんはついさっきアリシアの裸体を見た記憶を消去していた。おじさんはそれを思い出そうとするもエルフが遠距離攻撃を発動。おじさんはアリシアの裸の記憶を思い出せないまま終わった。

ツンデレエルフ、闇落ちしてヤンデレとなる~神化魔炎竜討伐で明かされるおじさんとエルフの本名~

おじさんと名前の秘密を共有しようとするツンデレエルフ~ただしおじさんは自分の真名をメイベルとアリシアにも教える~

魔物討伐に出たおじさんが出会ったのは正規騎士を解雇され住所不定無職となったメイベルだった。二人は野営をするがメイベルは歌がとても上手くおじさんの寂しさを紛らすために日本の歌を歌ってくれることに。おじさんがメイベルに指導したのはUFOキャッチャーのBGMだった。安らぎの声と共にメイベルの膝の上で癒されて寝るおじさん。しかしエルフはその光景を遠巻きに監視しており闇落ちしていく。メイベルやアリシアとの関係を深めるおじさんに対しエルフはヤンデレ化するのだ。そんなエルフを見ておじさんは本名を名乗ることに。おじさんの名前は嶋㟢陽介(しばざきようすけ)。一方でエルフの真名はスザイルギラーゼガルネルブゼギルレアグランゼルガ=エルガであった。とても覚えきれんというおじさんに対し残念な想いをするエルフ。そんなエルフに対しておじさんは王族としてではなく個人として認識し、翠という名前を贈るのであった。こうしておじさんとエルフが情交を深める中、おじさんは祠を破壊し神に挑んでしまう。この神は実体が無かったため封印した魔炎竜に同化させる。だが神の力を得た魔炎竜を倒すには一筋縄ではいかない。たまたま討伐に来たアリシア、氷の剣の使い手であるメイベル、そしてツンデレエルフと力を合わせて魔炎竜の撃破に成功する。おじさんに甘えたり、おじさんの名言である「ピンチはチャンス」を覚えているエルフの翠ちゃんかわいい。

度々投獄されまくるおじさん~騎士団の煽動と商会の暗躍~

おじさん、異世界での仲間が増える

神化魔炎竜を倒したおじさんだが、祠を壊したため投獄されてしまう。その背景には王都に行った際に揉め事を起こした騎士団との複雑な理由があった。騎士団は改心し司令官とも和解したわけだが、命令を曲解し大衆を煽動しておじさんを処刑しようとする煽動家が現れるのである。さらにそこへ商会が乱入。エルフの借金の代わりにおじさんは指輪を渡したが、なんとその指輪が取れなくなったとのこと。まずおじさんは商会を王都に連れて行き司令官から解呪の方法を教えて貰う。次いで煽動の件についても報告し、兵を収める命令を受けた副官を連れて行くことになる。この副官もまた女です。おじさんは急いで現場に戻り騒動を収めるも、商会の用心棒が納得しない。おじさんは実証するために用心棒を抱えて空へと舞い上がるがここで魔力切れを起こして墜落。用心棒をミンチ状態にしてしまう。幸い用心棒は回復魔法で治癒されるがおじさんはまたもや投獄されることとなった。しかし今回は回復した用心棒の助言により身代金を払って保釈された。

骨うまく避けてゴール目指すやつ~魔力が減衰するダンジョン~

エルフと深い信頼関係を構築するおじさん

投獄から解放されたおじさんは、しばらく温泉旅館に逗留し、エルフやメイベルと共に同衾したりしたりなんだりして時を過ごす。その後、南方に新しいダンジョンが見つかったとの情報をゲット。いぎたないメイベルを置き去りにして馬車で南に向かうおじさんとエルフ。馬車の馭者役をエルフが担当し、手が離せないからとあーんをねだるエルフ。ダンジョン到着後、魔力が減衰するという情報を得て挑むも、敵が強すぎて倒せない。それでもおじさんとエルフは息の合ったコンビプレイを炸裂させ、見事難敵を撃破する。だが地下に降りて見ると冒険者が!なんで?ここでダンジョンのギミックが判明し、敵は倒すのではなく避けながら階段を探すゲームであったことに気が付く。