ウマ娘感想
スランプ克服物語。好きな物や専門性を仕事にしたことで結果を出せずに嫌になってしまう話。 マーチャンからは割とあるあるな話で放置すれば「ときぐすり」が全てを解決すると評される。 好きな物でプロになったからこそ、夢の方が自分を離してくれないのだ…
ローレルの脚質を良く理解した椿がローレルと共に戦略を練り二人で挑んだレースだったが結果として惜敗に終わる。 椿は鼻水を流しながら悔し泣きするが、ローレルは脚を気にせず最後まで全力で走れたことに対し椿に感謝する。 レース後、椿は父に呼び出され…
邪気眼系中二病に罹患した少女がその青春の刹那に命を燃やそうとする生き様を描く話。 仕事に失敗したトレーナーは行きずりのバーで酒浸りになっていた。 バーテンダーのバイトをするタニノギムレットは自ら調合した酒を振る舞う。 その酒はトレーナーの気分…
1989年におけるオグリキャップのマイルCS・JCの連闘問題を六平銀次郎の掘り下げにより描く話。 史実でオグリは1989年にマイルCSとJCを連闘することになり酷使との批判を浴びることになった。 当然ウマ娘でも非常識なので、どうオグリを連闘させるように描く…
トレセン学園においてレースに人生を賭けるわけでもないモブ側ウマ娘の心情を描く話。 これまでのウマ娘とは異なりヒシミラクルはただ何となく学生生活を送るだけの少女。 人生における自分の使命だとか役割だとかレゾンデートルとかには無縁で生きてきた。 …
オペラオーがトプロの善性を担保し、トプロがその善性でアヤベさんに踏み込んで救いを齎す話。 意固地になり孤独を選び視野狭窄な思い込みによって全てを拒むようになってしまったアヤベさん。 そんなアドマイヤベガを救うことになるのが、本作主人公のナリ…
闇落ちアヤベさん回。トレーナーがいない世界線だと前世の呪縛(競走馬時代の史実)を乗り越えられないという話。 前回トレアヤやカレアヤの描写も無く、死んだ妹の残影問題が解決しないまま東京優駿に勝利したアヤベさん。 第2話でアヤベさんの掘り下げが少な…
イクノ回。春の感謝祭で鬼ごっことドッジボールを組み合わせた鬼ドッジという競技に出る話。 メインとなるのはマチタン・イクノ・ローレル・ブルボン・バクシンの5人。 イクノ監督の指導の下で友情・努力・勝利を目指し、練習を重ねるスポコン物語。 優勝候…
トプロが掴みかけたダービーの栄光をアヤベに差されて敗北し泣きじゃくる話。 この物語の主人公はトプロだから仕方が無いけど、アヤベさん掘り下げて欲しかったな。 アヤベさんは生まれることなく自分の犠牲となって死んだ妹の残影に囚われている。 キャラス…
所謂「不思議系」属性持ちのウマ娘と交信し、相互理解を深める話。 90年代末期における東鳩の来栖川芹香やKanonの川澄舞、ゼロ年代の長門などの系統を引く。 小難しい言い回しを好む宇宙人であり何を考えているのかよく分からない。 だが主人公はそれを理解…
明石椿にスカウトされたローレルだが椿父の許可がとれておらずチーム入りを断られる話。 ブライアンちゃん撃破&凱旋門賞を目指すローレルの走りを見た明石椿はその姿に惚れスカウト。 だが椿はサブトレでありチーフである父親の許可を得ていなかったのであ…
トプロ・アヤベ・オペラオーの世紀末世代におけるクラシック戦線を描く話。 主人公のトプロは明るく元気で委員長を務める真面目でひたむきなウマ娘。 レース運びが苦手で小回りが利かない弱点があったが努力でカバー! 父親の伝手で幼少期から付いてくれた沖…
「ガラスの脚」であるが故に遅咲きとなったローレルと虹の先(世界の頂点)を目指す話。 イベストではブライアンちゃん絶対殺すウーマンであったサクラローレル。 漫画版ではブライアンちゃんよりもその上の世界を目指し明るい感じになっていた。 キャラストで…
アプリ版イベストでは「ブライアンちゃん絶対殺すウーマン」としてその執着心が誇張されていたローレル。 だが漫画版のローレルはブライアンちゃんだけではなく、その先である世界を見ていた。 トレーナーとなる明石椿はフランス帰りの若き秀才であるが日本…
今回はアルチヨがメインでありマルゼンに気を取られアルダンを見ようとしないチヨが主題だった。 しかしながらその一方で丁寧に描かれたのがネイチャの秘められたクソデカ巨大感情だったのである。 ネイチャはテイマクの関係性を見て最初から諦め、想いを断…
日本の競馬界に革命を起こすため米国から招聘された無口なウマ娘の理解者となる話。 米国時代のクリスエスは身体が弱い上に意思の疎通に困難があるパッとしないウマ娘であった。 だが日本からやってきたシンボリ家のスカウトを師と仰ぎ厳しい訓練をこなして…
「目指すべきものがあるならば、それに相応しい振る舞いを。それこそがいずれ自身を望む姿へ変えるのです」 封建的な上流身分のお嬢様の為に自己研鑽できるかどうかをトレーナー試験として振るいにかけられる話。 ダイイチルビーは上流身分の淑女であること…
新キャラたちを中心とするミニストーリーの詰め合わせセット。 カードゲーム、釣り、桜の芽吹き、カフェでパフェ、ビリヤード、併走、夜遊びが描かれる。 カードゲームではインテリのサトノクラウンが無双するがここ一番では勝てないことが描かれる。 釣りイ…
束縛されることを極端に嫌い、ただ走りたいがために走る自由奔放なウマ娘の話。 シービーは偉大なる母とそのトレーナーだった父を持ち、将来を嘱望されていた。 だがシービーは社会的規範に馴染むことが出来ず世間に息苦しさを感じていた。 そんな彼女に解放…
キャラスト前半はトレーナーとネイチャがまるで夫婦のように二人三脚しターボを育てる話。 ターボはまるで我儘な幼稚園児のようであり遊ぶことしか考えておらず訓練や指導を極度に嫌がる。 それを見たネイチャは子どもへの野菜の食べさせ方を例に挙げ、工夫…
理事長の依頼で学園のパンフレットを生徒主体で作成することになる話。 生徒の活き活きした姿を見せることがコンセプトであり主に3パートに分かれる。 A-partはシービー、ターボ、エースが主になって、お気に入りスポット巡りをする。 B-partはジャングルポ…
承認欲求が強いが、悪戯でしか他者の目を引けなかった少女の視野を広げる話。 シンコウウインディは幼少期から両親や身内にチヤホヤされて育てられた。 そのため世界の中心は自分であり、常に注目を浴びなければ気が済まなかったのだ。 だがトレセン学園には…
自分が好きなものを好きとは言えないから敢えて遠ざけてしまうという話。 今回のイベストの主役を張るのはメジロライアン。 彼女は少女趣味であったがカッコよさを求められていたため自分の趣味を公言できなかった。 そんなライアンの本質をアイネスフウジン…
どのウマ娘にもスカウトを断られ続け、担当を持てずにいたトレーナーがパリピになる話。 新人でまだ業績が皆無なトレーナーはウマ娘たちから信用を得られず途方に暮れていた。 担当を持つのには経験が必要なのに、経験が無ければ担当を持てないとかいう矛盾…
超絶☆苫小牧プロパガンダ。地域振興のコンテンツツーリズムを主体的に創出することは可能か? 郷土を愛するホッコータルマエは過疎化による地方都市の衰退を目の当たりにし地域振興に奮起する。 彼女が取った手段はロコドルによる地域の活性化。前半の台詞の…
思春期になったキタサンブラックがピーターパンシンドロームを発症しそれを克服する話。 (キタサンはウマ「娘」だが女体化されているだけで実際の馬は「牡」馬であることが上手く活かされている) 小学生の頃仲良しだったキタサトコンビだが、進学後はサトノ…
地味で目立たないが故に承認欲求が人一倍強い少女と共に英雄譚を紡ぐ話。 ゼンノロブロイは本好きで名前の由来ロブ・ロイの様に英雄になることを夢想していた。 だがデビューが遅れ結果も残せず誰からも注目されなくてひとり焦燥感に駆られていた。 ロブロイ…
和田竜二を象徴するウマ娘と言えばテイエムオペラオーとワンダーアキュート。 テイエムオペラオーで破竹の勢いで勝ちまくったが、2001年以降11年間G1勝利が無かった。 そんな和田竜二にG1勝利をもたらしたのが2012年JBCクラシックのワンダーアキュート。 つ…
血沸き肉躍る体験をギャンブルではなくレースに昇華させたウマ娘の話。 ナカヤマフェスタは賭博狂いでありヒリつく体験を常に求めていた。 そのためジャイアントキリングを目指すレースには強くても一般試合に弱かった。 トレーナーはシリウスシンボリの伝手…
ウオダス喧嘩回。いつもの雨降って地固まるをクリスマスイベントでやる話。 ウオッカとスカーレットはコンビでアンバサダーをやって欲しいと依頼を受ける。 二人はいつものようにツンデレ発動しつつ渋々な風を装いつつも喜んで承諾する。 だがウォッカはスカ…