シベリア
シベリア ハバロフスク裁判 731部隊をめぐるはなし。いわゆるハバロフスク裁判で、ソ連は山田乙三から731部隊の証言を吐かせようとした。731部隊の研究成果はアメリカが全て接収してしまったからである。アメリカは研究成果を得たため、731部隊は不問となっ…
ダークツーリズムとは何か? ダークツーリズムとは戦跡や墓地などのような死と関連付けらる場所への旅を指します。そこに死を認識できるかという旅行者の主観性に左右されることもあり、墓参りや慰霊もダークツーリズムとして位置づけられるかという議論もあ…
シベリア抑留に関する文献講読の輪読の時の話。今回の授業では、スターハノフ運動や平塚運動なる運動が報告者から紹介されました。作業能率を上げるための社会主義的競争、つまりは「自発的な運動」という形式によって、労働強化や無償労働を強いて、実質的…
捕虜の扱いの変遷について 報告者は、第一次世界大戦と第二次世界大戦の捕虜の扱いの相違について疑問を抱き、第一次世界大戦は余裕があったので、捕虜を丁寧に扱い、第二次世界大戦は余裕がなかったから弾圧したと述べた。さらに、日清日露については、白人…
松岡外交とか関特演本当にナゾ。 日ソ中立条約 日ソ中立条約と援蒋ルート 【問い】日ソ中立条約の日本側のねらいとして援蔣ルートの遮断が挙げられているが、実際に意図は満たされたのか? 【お答え】援蔣の抑止力にはなった。中国側はソ連に不信を抱いた。 …
『シベリア抑留』の第二章。第二次世界大戦中における日ソ関係、日ソ戦争、樺太・千島への侵攻、引揚げまでが書かれている。 以下、参考になったところなどのメモ ドイツ降伏後、日本が和平交渉の仲介役として選んだのはソ連 仮想敵国のソ連に仲介を依頼する…
この本の特徴 日本の戦争を欧米の侵略に対する抵抗であったと正当化し、シベリア抑留がソ連の国家的犯罪であるとする論調。 1.内容の要約 まえがき 本書の目的 シベリア抑留が少しでも多くの現代人に知られること。 シベリア抑留とは何か 概要 ソ連の対日参…
この本の趣旨 従来の「シベリア抑留」概念を、歴史的にはソ連による自国民の強制労働から繙くことで深め、地理的には南樺太や北朝鮮など「ソ連管理地域」に、検討対象も軍人・軍属の捕虜中心から民間人抑留者に広げることによって、抑留研究を前進させようと…