実習

博物館実習 B part 6日目(通算12日目) 「最終日」

企画展示撤収作業の最終日。業者さんが来て梱包して返却します。 企画展撤収作業もほとんど終わり、貴重で脆い展示物を業者さんに頼むのでその立会い。自分よりも歳が下でありそうな若いあんちゃんが、バイトかと思いきや正規雇用者で、大型トラック乗り回し…

地域密着!博物館実習 B part 5日目(通算11日目)「嗚呼企画展示撤収作業」

今日も企画展示の撤収作業は続く。午前中の使命は、各観光産業地域に貼らせて頂いたポスターを回収すること。今までずっと博物館の館内にいたものだから外に出るのは初めてだね。田舎の山道を疾走しながら観光地帯をめぐりポスターを回収していく。観光でき…

地域密着!博物館実習 B part 4日目 (通算10日目)「肉体労働」

夏休みが終わり、企画展も終了。今日は、企画展撤収作業で肉体労働。 企画展。それは、常設の展示とは違う一種の限定的な展示。学芸員が考え、企画し、実行する、まさに一大イベントともいえよう。企画展が成功するか否かは学芸員の見せ所といっても過言では…

地域密着!博物館実習 B part 3日目「お役人様」

八月最後ということもあってかお客さんがいっぱい。 でもこっちは、私とパートのおばちゃんしかいない。今日も今日とて受付で切符切り。館内案内ロボットと化し、釣銭ととみにパンフを渡しながら展示室についてくっちゃべる。スマイルは忘れず、接客用の高い…

地域密着!博物館実習 B part 2日目(通算8日目)「来館者」

今日も今日とて博物館実習。割と疲れているかもしれない。午前中は切符切り。前回の蹉跌を踏まぬため金勘定を頑張ります。しかし、金勘定って学芸員の仕事ですか、そうですか。パートのおばちゃんに翻弄されつつも、来館者が途切れたら検算するという慎重さ…

地域密着!博物館実習 B part 1日目「帰属意識の形成と博物館」

教員が学芸員の資格をとって何になる?学芸員は専門職、博士クラスで就職も厳しい。 証明書が発行されるわけでもないし、意味が無いからやめておけ。 これが一般的な社会上の通念であり、我が教育学部の態度である。ほんとにこいつら指導する気あるのかとも…

地域密着!博物館実習 A part 6日目「博物館で翻刻をすることになるとは」

博物館実習A partの最終日。疲れたとしか言いようが無い。夏休み最終日ということもあってか子どもたちが大量に来館する。加えて、老人会の団体も入りおおわらわ。年配の方は敬うべきであろうが、老人会に入るような年寄りはパワフルで、もうねモンペア並み…

地域密着!博物館実習 A part 5日目「酒林の変遷論争が勃発」

なんかすごく疲れています。地域民俗文芸の説明コーナーで子どもたちにあれこれ尋ねられまくられ質問に答える。養蚕業について蚕や繭さえ知らないのでとて苦労する。話が長くなると子どもは飽きちゃうしね。話を数十秒も聞いてられない子とかもいるし。そん…

地域密着!博物館実習 A part 4日目「切符切りふぉーえばー」

博物館実習4日目、疲労蓄積。俺・館長・パートのおばちゃん。それが今日のメンバーだった。館長は実質名誉職だ。好きに研究をしており事務作業をすることはほとんどない。つまりは2人で回していかなければならないということ。え?じゃあ俺が居ないときはい…

地域密着!博物館実習 A part 3日目「午後:タイピング入力マシーンと化す」

博物館実習3日目。 3日目ともなると作業に慣れ、良き雑用の労働力の提供者となる。若くて健康だけが取り柄といっては身も蓋も無いが、今日も右手に磨き粉、左手に布巾でガラスケースを拭き拭き、そして教育普及指導という名の子どもの相手をするオッサンとし…

地域密着!博物館実習 Apart 2日目「子ども、民俗文化財に怯える」

博物館実習2日目。夏休み中ということもあり、子どもたちがちらほらやってくる。今日は民俗文化財の担当で、子どもたちを適当に眺めつつ、文化財に対して説明・解説を行う。民俗文化財といってもそう古いものでもなく明治から昭和にかけてのものが展示してあ…

地域密着!博物館実習 A part 1日目

博物館は社会教育施設である。 つまりは大衆の社会認識と公民的資質の養成を促すために存在する。 珍品財宝をただ並べて保管しておくことが博物館の目的ではないのだ。 博物館は研究機関の一種なのである。 そんなわけで学芸員の資格を取るために、博物館実…

「博物館学B:博物館見学に行くはなし」

うちの大学は選択科目というものを履修しなければなりません。 選択系科目に初等科系科目や教育系科目を回せることを知らなかったので、律儀に学芸員を選択。 でも、まぁ資格が増えるということはいいことでしょ。 そんなわけで、今のところ博物館学A(人文…