第4話「無垢」 の感想


「誠はぶっちゃけ、桂さんとしたいだけでしょ?
練習相手になって特訓してあげるよ。」

今回のスクールデイズでは、セカイとえっちの特訓をするお話。
性欲を持て余す伊藤氏は、セクロスしたくてしょうがないお年頃。一方、コトノハ様は夢見る乙女でヨーロッパ貴族のような雰囲気の中での性交を望む。一般労働者階級の伊藤氏はそんなものに対する概念は存在することもなく、住む世界が違うというわけさ。コトノハ様の価値観はいくらなんでもどうよ?(cf.NaokiTakahashiの日記:いやだって言葉は実際めんどくさいし疲れるじゃん! と、誠を擁護したくなった。)的な風に描かれていたので、セカイへと気持ちが移ってしまう過程がより明白だね。だが、ホント伊藤氏はコトノハさまのおっぱいしか見ていないわな。コトノハさまがおっぱいを触らせてくれないと分かってあからさまに不機嫌になる伊藤氏の姿は今回の一番の見どころと言いたい。完全にベクトルが違う二人は二律背反、アンヴィヴァレント。


セカイは友達に彼氏=伊藤誠と言われても強く否定することなく、コトノハさまのことについても何も言わない。ちゃっかり自分が伊藤氏の女でありたいという無意識の産物。セカイが誠に絡んでいけるのはコトノハさまという出汁があるから、という根本的な矛盾が露呈してきているね。そしてセカイは、性欲を持て余す誠に対して、女の子の気持ちを分からせるという口実で、自分がしてもらいたい前戯をさせて恥部をきゅんきゅん濡らすのであった。公園、カラオケ、屋上でと二人で乳繰り合ううちにその熱情はオーバーヒート。ついにセカイは伊藤氏と一つになることを望むのだった。


そうして、自分の気持ちに気付いたセカイの巻き返し作戦が、今、始まる・・・

他の人々の感想

2007-07-25

誠の下半身はもう暴発寸前、言葉の乙女思考にはついて行けません状態です。誰がどう見ても誠が先走りすぎてるのに、イライラした挙げ句、世界に逆ギレですよ。まだまともにデートすらこなしてないくせに、ディープキスからいきなりおっぱいまで揉もうとして、いざ拒絶されたら、頑張るって言ったよね?などと宣って彼女を追い込んだりする。だめだこいつ、早く何とかしないと。

http://d.hatena.ne.jp/cointoss/20070725/1185300756

言葉の胸の感触を忘れない内にティッシュの山を築いた上,いじけて無愛想になる誠(CV:平川大輔さん)と,世俗離れしている理想を持つ言葉,そしてその二人の気持ちを両方知った上で誠に 「練習」 を持ちかける世界(CV:河原木志穂さん)という構図.本人から聞いておいて 「情報網」 も何もないけど.個人的に,この辺での誠の行動は青少年らしいと思うんだ.だから言葉の浮きっぷりと世界のしたたかさが強調されている感じがする.うん,わかりやすい.