第9話「デルタロック」 の感想

今回は可憐の当番回。テストパイロットで採用された可憐ちゃんは実戦に震えるとすぐ失禁しちゃうの。

各地の感想で「音羽より可憐の方が実戦嫌がるとオモテタけどそうじゃないんだわな」という趣旨の内容がチラホラ見受けられましたが、我々は上手いこと脚本に嵌っていたね。今回は可憐が実戦の恐怖を克服することがスポットに当てられましたよ。もちろん克服するにあたっての起爆剤は異性の存在、つまりは支えとなる男の子の存在ってのも使い古されてるが故にフラグ立ちで興奮だ。


3人組みの必殺技といったらなんか三角形に陣を組むのがパターン。闘争心に溢れる強い戦士である音羽やバリバリ軍人瑛花さんとは違い、頭脳労働派の可憐ちゃんは一人だけ挙動不審で連携に危機を匂わせる。それでもクイックで必殺技を習得すると直ぐにワーム戦の初陣。なんでもワームは軍事施設や資源採掘施設を狙ってきているとのことなのでナウシカ的展開になるのかしらん。案の定、可憐ちゃんは初陣で撃墜。


恐怖に震える可憐だがその恐怖は自らが克服しなくてはいけない問題なので、音羽や瑛花は何も出来ない。落ち込む可憐、そこへ速水氏が登場。どうでもいいけど既に名前呼びをしているほど好感度が上がっている御様子。整備班への朝ごはんの差し入れに逝くとのことで可憐もついていく。整備班には豚汁がとっても好評で、しかもその豚汁は速水氏が出汁をとったらしく、喜びに震える。何でも速水氏の料理に対する行動原理は「人に美味しいと言ってもらいたいから」という安直でも原石のような初期衝動。他人からの感謝という見返りを求めることを存在理由とする自己犠牲の精神は可憐ちゃんも同じこと。速水氏の熱情に感化された可憐は恐怖を克服することに成功するのであった。

◆次回はまたおっぱいです