第11話「4人目の少女(スカイガール)」 の感想

今回は、天才新人幼女が実力を見せつけんと瑛花にイチャモンをつけるが捻じ伏せられるというお話。
ワームに滅ぼされた西ヨーロッパ基地から流れ着いた新人幼女。練習中の3人衆に乱入してくる。彼女の心情を推し量るに、天涯孤独になってしまった寂しさを紛らわす為にわざと幼稚な行為をしているのであろう。リーダー瑛花は、可憐・音羽とともにコンビネーションを駆使してこれを撃墜。幼女は負け惜しみに「3人がかりで勝ち?」と煽って去っていく。


食事を摂りつつ、新メンバーに対する期待と不安を話し合う3人衆。「従わなかったら従わせるまで」と息巻く瑛花さん。そこへいきなり幼女が乱入、安い挑発の言葉を瑛花に浴びせかける。喧嘩っ早い瑛花さんは「シュミレーションでよければ」とさらりと挑発に乗ってしまうのであった。元々軍人である瑛花さんの心意気は溢れ出るパトスでおっぱい!おっぱい!


そして始まる模擬戦。冬后大佐は止めに入るも、後々までシコリを残すなら早いうちに衝突しといたらいいだろ、と考えなおし戦闘続行。この戦闘は今後のリーダー、主導権を握る大切な戦いでもある。このようなリーダー決定戦では「個人の戦闘能力では劣るが指揮権を握り現場を鼓舞していく能力では勝る」というのが本質的なパターン。よって瑛花さんは負けると予想していたのだが、なんと余裕の勝利。かつて飛行艇乗り時代にソニックダイバーにかけられ敗北した技を習得しており、それをそのまま幼女にかけたのである。きっとこの技は代々新人潰しに利用されていくのでしょう。

瑛花さんは無常にも、敗北の味を噛み締める天才幼女の挫折に向かって、今度は1対1で勝ったわよとの言葉を投げ掛ける。哀れ敗北した幼女は、「来日したばかりで調子が悪かったんだから」と言い残し逃走するのであったとさ。


◆次回はまたお風呂です。ホントこの作品はお風呂が好きだな。球筋にでてるぜ!!