ef - a tale of memories. 第4話「honesty」 の感想

千尋の重さに耐え切れず約束をすっぽかしてしまった蓮治。
彼女と向き合う強さを手に入れ再チャレンジ。千尋の服装が可愛くなってることも伏線か。彼女のために出来ること、それは彼女の夢である物語を一緒になって作ること。小説をつくらないかい?と投げ掛けるも、それは千尋にとって地雷だった。


いたたまれなくなって逃げ出す千尋。だが、覚悟を決めて我らが蓮治くんはそんなことでは引き下がらないしつこさを身につけていた。海岸沿いを追いかけどうにか説得しようとする蓮治。病んでる千尋からオープンハートする千尋までの一連の流れは息つく暇も無い求心力。そんな彼の行動は千尋の琴線に触れる。記憶障害である自分より、蓮治の方が、千尋の本心を分かっていたのさという流れにはグッときたね。彼女にとって物語を書きたいというのは唯一のココロの支え。もしそれがダメだったら千尋の心は折れちゃいます。そのためにいるのが蓮治くん、独りが寂しいから二つの手を握っちゃうの。恋人になってくださいという蓮治に対し、昨日の私ならOKでしたのにといって、風邪で辛い心境を語る千尋の描写はかわいいなぁ、スタッフぐっじょぶ。



一方で修羅場ってるミヤミヤサイド。広野紘の過去回想が入り、公式サイトでも「画家である父親からは少女漫画家である事実を認めてもらえないでいる」とある。これはどうやら幼少期に景が少女漫画の道に進ませてしまったことに原因があるようだ。その事実のため、ヒロに尽くそうとする景は、彼の為にお料理に挑戦しちゃうの。だが、景のお料理技術は皆無であった。そんな折に、ヒロの漫画を見せてもらいファンになったミヤミヤがお料理スキル全快で登場。炊き込みご飯上手そうだな。腱鞘炎になったヒロに「はい、あ〜ん」をして食べさせてあげちゃうの。だがちょうど二人がくんずほぐれずしているところへ景登場。おいしそうな和食セットを目前にし、自分が道化だということに気付く。そう景が作ったのは野菜の水分を吸ってべにょべにょになったサンドイッチだった・・・