『はるかぜどりに、とまりぎを。 』 2日目「並行世界編の感想」

春音エンドは全部で4つ(後追い自殺/子種/淫乱三昧/平行世界)
1週目は後追い自殺エンドと子種エンド。
2週目に入り、一年前セカイで「もう学校へは行かない」を選択すると父親激怒、家から追い出されそうになり春音と関係を結んでしまう。結局、家から追い出すというのは嘘でしたという展開なのだが。
じゃあ、関係を結んでしまったけど、どうすんだよ!!という選択肢で

  • 春音と淫乱三昧シナリオ→高校卒業後駆け落ち寸前了承結婚式
  • 並行世界編ルート

に分岐する。

並行世界のおはなし。セカイ系。近親相姦。
籠女は並行世界を司るシスター。真語と夏乃芽の子孫。並行世界を巫女が掌握している構図が近年見られるエロゲの構図。で、その巫女は並行世界を垣間見れるが故に孤独を感じており、それを埋めるのが主人公として機能。なぜか真語は2024年を繰り返してしまい、数多の並行世界を生み出してしまう。それは真語が強い未練を感じておりいつまでも輪廻の環から解脱できないから。


春音はもともと両親とともにサトリ病で死ぬはずであった。だが両親の死せる魂が春音の死亡フラグ回避を願う。その願いの代価は大きく、両親は既に死んでいたため、春音は死は免れたが病弱・不幸になった。春音の運命は幸福にはなれず、もし幸福を感じたら病気トリガー発動。春音にとっての幸せは真語と結ばれることなので、春音ルートに入ったら即死が決定。春音の死は真語の未練となるので、春音エンドを迎えた真語は並行世界を繰り返すことに。もし真語が他のヒロインとくっつけば、病気フラグは回避できるというわけ。


で、並行世界を司る籠女が自分の命+真語の幸運を代償に運命変革。
春音が真語と結ばれることは過ぎた幸福ではなく、ザオリクルートへ。春音の幸せのために自分の運命を全て捧げた真語は、春音とともに子供をたくさん作るのでした。そこには愛するものの為に自分の命を捧げた籠女の穏やかな愛情があった。2人目の子供に籠女が転生するような描写を匂わせてエンド。


ちなみに、『ゆきうた』の秋臣如く自らの命を捧げて春音を救うメガザルルートに入ると籠女エンドへ。
並行世界を司るセカイで籠女と二人きりで、春音の人生を見守るのであった。
真語はこれから、孤独であった籠女のために生きていく・・・