今回は、小恋ルートにおけるななかの役割についてのお話。
特殊能力を持たない小恋にとって恋愛の三角関係という原動力がないとお話が成立しないのが痛いところ。小恋は、義之が他のおにゃのこにホイホイ誑かされても、困っている人を放っておけないからと、自己解釈。義之の魅力はその優しさにあるので、他のおにゃのことフラグを立ててもしょうがないんだもん。
これほど小恋は内助の功スキルを持った良妻賢母タイプのキャラなので、ひたすら二人の乳繰り合いを見せられてもしょうがないということで、「親友」であるななかが義之を寝取るという燃料が投下されます。哀れななかは、ビッチ扱い。ご愁傷様です。
ななかの特殊能力を整理すると、相手の体に接触することで感情を読み取る能力を有しているというもの。ことりが相手の思考をトレースできたのに対してその劣化版みたいな感じ。そのため、ななかは誰彼かまわず接触しまくり学園のアイドルにのし上がる。当然、周囲のおにゃのこたちは、オトコにベタベタ触れまくるななかのことは良く思うはずが無い。オトコもオトコでベタベタされたら勘違いしちゃうの。そんなわけで、ななかは男を弄ぶ悪女設定なわけさ。
で、ななかが腐女子に苛められているところを義之が助ける。屋上に閉じ込めらてしまった時も白馬の王子さまの如く颯爽と救出。他の男どもがななかの体を目的とした肉慾で動くのに対し、ココロから心配してくれる義之くんにきゅんきゅんしちゃうの。初めて好きになった男の子はたとえ親友:小恋の彼氏であろうが諦めたくないななかちゃん。だけど、義之はななかに対して友達視点でしかない。ここは一時撤退でせいぜい小恋と一時を過ごしなさい。これからスーパー寝取りタイム。逆襲フラグが立つのであった。
他の方々の感想
○http://d.hatena.ne.jp/cointoss/20071113/1194895400
小恋ルートのななかって一度義之に振られてもなお諦めきれずに、入院して髪切って執拗に追い掛け回したような記憶がおぼろげにある。
アニメだとななかは一発退場なのかな。