雑録

ef - a tale of memories. 第7話「I...」 の感想

今回のお話は精神崩壊。最近は精神崩壊ブームですが、次々と狂っていく登場人物たち。
Aパートでは、蓮治くんが記憶障害の千尋を持て余して精神崩壊。
Bパートでは、ヒロに放置プレイを食らったミヤミヤが精神崩壊。
シャフト演出なのか低予算なのか、はたまた過剰労働なのか分かりませんが、Bパートの見せ方としては、狂っていくオンナの様子の表現が伝わっ



Aパートでは、小説を書き続ける蓮治と千尋。だが、千尋のことを知れば知るほど、蓮治は相手が恐ろしくなってくる。想起されるのは神父さんの「千尋に深く関わるな」という言葉。千尋が自分を投影している小説の女の子を普通とはズレた感覚の主人公にキャラ付けしたがっていることや、物語のエンディングを「女の子が現実から逃避し壊れる」方向に望み、全ては神が作った世界であり人間の意識なんて存在しないのだとのたまいだすにつれて好奇心からくる愛情は脆くも崩れ去っていく。千尋が恥ずかしがって自分の感情を理由にキスして欲しいと言えなくて、その理由を客観的な分析から引用したことにより、ついに蓮治くんは耐え切れなきなって精神崩壊。千尋のキスを拒んじゃうの。



Bパートでは、前回放置プレイを食らったミヤミヤの話。宮子は幼少時に家庭トラブルで父母の仲が険悪になる。自分という存在は他者関係によってのみ成り立つのだという見解では父からも母からも見放された宮子は自分の存在なんてものはない。幼少期のトラウマをそのまま引きずり、宮子は自分を認めてくれる他者がいないまま生きてきた。そんな中、彼女を救うことができたのがヒロノヒロという存在。彼との間柄的存在によって初めて自己存在を取り戻した宮子は彼に対して依存していくようになる。だがそこで放置プレイ。掴みかけた自分を取りこぼし、携帯電話の留守録に一縷の望みを託す。Cパートでは、その宮子の苦しみの着信99件留守録を、景が消してしまうんですよ。ショウキョシマシタ