遠藤周作文学全集第三巻(新潮社)を読んでる

  • 『火山』(「文学界」昭和34年1月号-10月号)
  • 『最後の殉教者』(「別冊文芸春秋」昭和34年2月号)
  • 『従軍司祭』(「世界」昭和34年9月号)
  • 『異境の友』(「中央公論」昭和34年10月臨時増刊号)
  • 『あまりに碧い空』(「新潮」昭和34年11月号)
  • 『再発』(「群像」昭和35年6月号)
  • 『男と猿と』(「小説中央公論昭和35年7月号)
  • 『葡萄』(「新潮」昭和35年7月号)

まで読んだ。
こう見ると仕事しまくりだな。
これらの作品を読んできて、ふと思ったことがあったのでちょいとまとめると、以下のようなテーマがこの作家の根底に滲み出ている気がする。

  • 夫婦という関係
  • 死生観
  • キリスト教と日本人
  • フランス(リヨン)
  • 白人に対する黄色人種の劣等感
  • 欧州における日本人同士の蔑視