CLANNAD 第9回「夢の最後まで」 の感想

今回のお話は、風子ルート最終回。
Keyお家芸の泣き手法「人の絆の奇跡」が発動し、生徒みんなで結婚式。
最後も原作を忠実に再現し「友達になってください」で渚付き風子エンド。
しかし光の玉出てきたっけ?それともこの前の時に回収したことになってんの?
これがないと渚も汐も死んじゃうんだって!!



次第に忘却されていく風子の存在。古河夫妻にも忘れられ、居た堪れなくなった朋也と渚は風子を連れて学校へ。風子の存在を全て忘れ去ってしまうその前に、家族のような3人は公子先生の結婚式の前祝をする。朋也に買って貰ったパーティー帽子をかぶりたくてたまらない風子が可愛すぎる。



風子はホントウに渚と朋也を慕っており、2人が親密な関係になるように橋渡しをしようと名前呼びを提案する。お互いに名前を呼べず恥ずかしがる描写は初々しくて微笑ましいね。特に朋也の照れっぷりは破壊力バツグンだと思う。風子はお父さんの朋也とお母さんの渚にほっぺにちゅーをするの。



固まりあって夜を越す3人。自分が家族の幸せに包まれて育った渚は、その愛情を朋也に注ぎたまらない。家族と不和にある朋也はその愛に飢えていた。それを繋ぐ子どもとしての風子の役割。幸せに一晩を明かすも、ついに朋也と渚も風子の存在を忘れてしまう。



忘れてしまったら思い出し作業。モヤモヤを抱えて彷徨う朋也を救ったのは幸村老教師。やさぐれてしまった朋也を陰ながら支えてきた老教師はここでも朋也に結婚式と風子の存在を思い出させる。思い出すことは認識すること、朋也と渚は風子の姿を再び見出すことに成功する。



結婚式に参列するも、生徒は朋也と渚だけ。風子は2人が来てくれたくれただけでも満足のようす。式も終わり校門に先回りしようとする3人の目前には生徒の大群が。そう風子の努力は決して無駄ではなく、結婚式があることだけでも思い出させたのだ。なんという人の善意を信じます。ちゃんと三井さんも来ています。



そしてここからは朋也の独壇場。風子が結婚式のためにした努力に報いるために涙を流して大演説。公子先生に如何にして風子が頑張ったかを語り、その分まで幸せになってくださいと告げる。



朋也の努力は実り、奇跡は起きる。風子の生霊が現れ念願であったおねえちゃんへのお祝いの詞を伝えるのだった。後に残りしは爽やかなヒトデの記憶。風子が元気になったらの未来のifの並行世界でエンド。

他の方々の感想

2007-11-30

商談会だかで説明を受けた某関係者からのタレコミ
(あくまでタレコミ。真偽の確認をしてるわけではないのであしからず。)によると、
2クールではなく、4クール構成らしい
DVDの型番が初回版と通常版の間で飛んでるのは、3クール目以降の存在を隠す為だったようで。今後の展開としては、2クール目終了時点で渚死亡、そこからリセットして3クール目から光収集開始4クール序盤までで残りのヒロイン編を消化し4クール終盤で渚アフター最終章というペースになるんだとか。それと、同じくポニーキャニオン製作で「とある魔術の禁書目録」が来秋TVアニメ化?

やっぱりしっかり作って欲しいので、4クールあるといいなぁ。
恋愛要素のある杏姉妹や智代も並行世界として攻略するなら辻褄も合うし視聴者にも応えるし。
渚死亡ということは堕天使朋也の退廃っぷりや、父性愛に目覚めた途端に汐死亡というスーパー鬱展開タイムが見られると思うと今から興奮が止まらないないです。個人的には渚死亡後の杏との情交(杏アフター)の同人誌もけっこう好きなんだ。