国語科6科目のうちのひとつ「古典講読」。
高等学校学習指導要領解説(国語科編)において、「内容の取り扱い」について以下のような記述があります。
3 内容の取り扱い
(3) 古典に触れる楽しさを味わうことを重視し、詳細な読み取りの指導に偏らないようにする。語句や文法、現代語訳の学習のために必要以上に時間をとられることは、豊かな古典の世界に触れる前に、生徒を古典嫌いにしてしまうという結果をもたらしかねない。今日では様々な視覚資料など古典の世界に楽しく触れるための手段も数多く用意されている。(中略)近年では、漫画を用いて作品の大筋を理解したり、作品の内容をイラストなどに描いて生徒相互に内容を確認したりする学習指導方法も開発されるなど、指導上の工夫が様々になされている。