狼と香辛料 第10幕「狼と渦巻く陰謀」の感想・レビュー

はいは〜い。ロレンスせんせいの絶望タイムがやってまいりましたよ。
きちんと信用買いと債権譲渡を説明しろよって感じですけど、結果だけみればロレンスが借金していて2日後までに返済しなければならないということ。

ちょっとここまでのことを整理すると

  • 100リュミオーネ分の武具を仕入れた。
  • ロレンスが買い付けで実際に支払ったのは約半分。残りの半分は借金していることになる。
  • 平時なら武具が100リュミオーネで売れ、ロレンスは約50リュミオーネしか投資していないのに倍の儲けになる。
  • だが武具は値崩れしておりゴミ同然、売り捌けるハズだった武具の47リュミオーネ分が丸々借金となる
  • 借金していた分のお金を返済できなくて、ロレンスあぼ〜ん。



当初ロレンスはこの事態を甘く見ており、みんなから少しずつ借金して47リュミオーネ集めればいいじゃん、と高をくくっていた。だがそんなロレンスの態度は借金を申し出る態度ではなかった。身から出た錆にもかかわらず、余裕で借りることができると思いこんでいる青二才に天誅が下る。もっと絶望し、這い蹲り、申し訳なさそうにしろ!!ホロという別嬪のオンナを連れてチャラチャラしながら、事業に失敗しちゃったっ☆だから金貸してっ、では誰も貸してくれません。とうとう最後の最後になるまで自分がチャラ男であることも気づかず、言われて初めて自覚するという最悪の事態に。しかもオンナ連れを指摘された途端にホロのせいにしてしまい、なかのひと繋がりで、某ギアスの人を彷彿とさせますね。次回はこの状態をどう巻き返すのか。