プリマ☆ステラ 静歌ルートの感想・レビュー

お嬢様が恋人の姿を眩しく感じすぎちゃって女体を使って引きとめようとするものの、その愚かさに気づいてぐちゅぐちゅ悩んじゃうというおはなし。

お嬢様学校へのトレード期間も終わり、静歌と結ばれて数週間。今度は静歌が庶民の学校へとやってくる。その姿はもう権力乱用。愛するヒトの為には何だってしちゃいます。権力ってのは、使うためにあるのよ。ただ使いどきってのがあるの。それが今。ここで権力を使わなければ何のための権力かは。そんなこんなで同じクラスになったり、プールを温水にしたりとやりたい放題。だがそんな睦まじい日も永遠には続かない。お嬢様と庶民という身分の壁も5クリックぐらいで解決するも、静歌は将来に対してなんら具体的に考えちゃいなかった。思い人の覚悟の深さに自分がつりあうのだろうかと思い悩む。



実際、かっこよくて誠実で努力を惜しまない頑張り屋さんだからファンは多いの。そんなファンに嫉妬し女体を使って引き留めようとする。静歌の変貌に驚愕するが、それでもきちんと向き合いますます誠実さをアピール。そんな誠実さを目の当たりにした静歌は自分がなんと醜い行為をしてしまったのだと悟る。それ以来、静歌はぐちゅぐちゅしっぱなし。段々避けるようになり、終いには登校拒否。水泳大会本番になっても応援にこない。優勝するためには、静歌の声援が必要なんだ。俺を応援してくれ!俺を励ましてくれ!俺を認めてくれ!俺を支えてくれ!競泳の最中、諦めそうになったところで降ってくるれ女神の声。なんと海先輩が静歌を説得してくれたのだ。なんという良い先輩。最後の試合で自分の泳ぎもあるだろうに。おいしいとこは全部海先輩が独り占めだ!!


『幸せになる』っていう事は、何も傷つかず努力もしないで手に入るものだと思っているのかい?それまでに大きな障害の1つや2つ無かったと思うのかい?何があってもどんな障害があっても、一切目を背けず、解決していく。そしてその乗り越えた先にある、大きな『夢』と『幸せ』を掴み取る。それが本当の意味じゃないかな?



静歌の応援により力を得、ラストスパート。もちっと水泳の描写いれようよってなぐらい簡単に優勝を獲得。それから静歌との誤解も解け、水泳選手として共に歩んでいくのでしたとさ。ラストは静歌を嫁に貰いに行きます。世界の財閥の長に向かって娘さんをくださいEND.