乃木坂春香の秘密 第1話「もう、ダメです…」の感想・レビュー

隠れヲタのお嬢様がヲタであることを恥らう描写を楽しむキャラもの。
キャラクター原案は『こなかな』で御馴染みのしゃあさん。佳苗スキーとしては作画がどうなるか!?
しゃあさんの公式⇒ねこバス停
キャラものなので導入部では我等がトレースとなるべき主人公の個性はなるべく出ないようになってる。視聴者層にも受け入れやすい家事スキル持ち+黒髪眼鏡+真面目系。まさに量産型主人公といえよう。そんな主人公くんが乃木坂さんの隠れヲタを暴いてしまったことから物語りは始まる。

1:隠れヲタ女+完璧系お嬢様


乃木坂さんのキャラクター表現は完璧系お嬢様。白カチューシャ・栗髪ロング・黒ストぱんつでさりげない気品さをアピール。そつなく人間関係をこなし取り巻きも多い彼女だけれど、それは表面上の希薄な人間関係にしかすぎなかった。そんなお嬢様はじつは隠れヲタで、必死に隠しているというわけさ。直接描写はされてはいないが、一度カミングアウトして苛められたことがあるのでしょう。分かる、分かるぜ、その気持ち。いつバラされるのかとハラハラおどおど。主人公君から逃げまくっちゃいます。しかしお嬢様がハラハラおどおどされるということは、周囲から危険な視線で見られるということ。あまりのうざさに耐え切れなくなった主人公君は腹を割って話し合う。ヲタ文化に偏見が無いことを告げると、乃木坂さんの好感度は急上昇でフラグ立ち。

2:黒ストぱんつと名前呼び



好感度が上がりフラグがたった後の次のイベントは、深夜の学校。乃木坂さんはヲタク雑誌を借りたのだけど、主人公くんのことできゅんきゅんしてベッドを濡らしていたら返却日を過ぎちゃった。このままじゃ掲示板に名前が張り出されて公開レイプ。こっそり図書館に返却しに行きたいけど独りじゃ怖いの…ということで、主人公くんが呼び出される。深夜の学校イベントではお約束の、胸を「当ててんのよ」や「腰が抜けちゃった⇒ぱんつ」を発動させるあたり脚本をわきまえていますね。この他の表現手段としては失禁とお姫さま抱っこがありますがそれはやりすぎか。二人で困難に立ち向かうということは、絆を深めるということ。深夜の学校で無事イベントを終えた乃木坂さんとは名前で呼び合う仲になるのでした。