ストライクウィッチーズ 第4話「ありがとう」 の感想・レビュー

戦災で妹を負傷させたゲルトは芳佳に妹を重ねて狼狽しちゃうの。
捨て鉢になって特攻思想を取る少女が仲間の命を守ることで自分の命も大切にするというおはなし。
それにしてもミーナは本当にお母さん役だな。



今回はゲルトルート・バルクホルン通称トゥルーデの当番回。芳佳はウィッチーズ隊で新人として下働きの日々を送るが、どうにもゲルトに避けられている様子。リーネに相談すると、バルクホルン大尉は誰に対してもそんな感じとのアドバイスを受ける。しかし芳佳のカンは当たっていた。ゲルトは芳佳のことを意識しまくりだったのである。そう、それはゲルトが妹と芳佳を重ねてしまうため。国を、街を、そして妹を目の前で失ったゲルトはそこから戦闘マシーンの如く、敵を討ちつくすことだけを糧に生きるようになっていった。




そんなゲルトの不調を一瞬で見抜いたやり手ババアのミーナ中佐は色々と便宜を図るが、戦闘にしか自分の存在意義を見出せないゲルトは休暇を拒否する。そこへ敵襲撃⇒あっけなく撃墜というのもお約束パターン。そしてメインヒロイン芳佳による治癒魔法説教カウンセリングタイム。ゲルトの「妹すら守れないのにみんなを守れるわけない」という考えにたいして、芳佳の「傷ついたヒトを見捨てられない」、「ひとりひとりを守りたい」とカウンセラー。回復したゲルトは治癒してくれた芳佳を守るため再び空へと舞い上がり、敵を抹殺。そこへ待っていたのはミーナのビンタ。殴ってくれるヒトがいるうちが花なんだよ。「死に急ぐな」との懇願により、ゲルトは色々と吹っ切れ、妹に会いに行くことを決意するのでありました。そしてウィチーズ隊は家族認定。