雑録

西尾維新『化物語(下) 第4話「なでこスネイク」』の感想・レビュー

図書館に下巻だけあったので暇つぶしに読む。
妖怪憑かれ系ハーレム小説。会話のテキストのノリを楽しめ。
第4話は妹的存在ちゅうがくせい戦国撫子ちんのおはなし。


主人公の阿良々木暦は私立進学校の落ちこぼれ帰宅部の男の子。吸血鬼の怪異にとり憑かれ、現在は血だけ怪異が残っているという状態。そんな阿良々木は、数年ぶりに撫子と遭遇する。撫子は妹の友達で、小学校の時に何度か遊びに付き合わされたという仲である。撫子のキャラクター表現は、炉利+無口+前髪伸ばし+大人しい+小動物系+妹的存在で、初っ端から好感度MAX「暦おにいちゃん」と呼んでくれます。さらにはスク水・ブルマ・ワンピース制服を装備できるという多機能性を持つ。そんな撫子は神社で蛇をぶつ切りにしていた。なぜ、そんなことをしているの?それは呪いを解くためであった。


撫子は同級生から呪いを食らってしまった。原因は色恋沙汰。撫子は、同級生が好意を抱いていた男児から交際を申し込まれ、それを断ってしまったのであるとか。同級生は撫子がその男児を拒否したことを、自分の大切なものが馬鹿にされたと感じたわけで、蛇の呪いをかけたのだと。蛇の呪いを解くためにひとりで専門書を読み漁った結果が蛇のぶつ切りであったと。しかし、その方法をあんまりよろしくない土地で行ってしまったからさぁ大変。阿良々木は、専門家にきちんと頼んで解除方法を教わり実行するが、蛇は2匹取り付いておりもう一匹が祓えない⇒ぴんち⇒阿良々木のアクションシーン⇒もう一匹の蛇を取り除くという流れで無事解決。だが阿良々木氏は、専門家の人から「積極的に怪異に関わってしまっている」ことを指摘され、加えて「ほいほい頼むんじゃ危機に陥った時に専門家のヒトがいなくなったらどうするのか?」と問われ、思い悩むのであった。