乃木坂春香の秘密 第10話「一緒に、いたいです…」の感想・レビュー

濡れ場と勘違いし勝手にファビョったおにゃのこの精神的ケアをするおはなし。
恋愛感情を知らない純朴なおぼこ娘に妬み嫉みの感情を植えつけるという装置として作り出されたものの、当て馬にすらならなかったしーなさんに合掌だ。


乃木坂春香ちゃんはスーパー美少女お嬢様だけどおぼこ娘。恋愛とかそういのは良く分からないわ。けどけど、無意識のうちで惚れてたゆーとさんが他のオンナと夕暮れの教室で盛っていたの。自分以外のオンナがゆーとさんに抱かれるなんて!!嗚呼独占欲?ゆーとさんに甘えていいのは春香ちゃんだけ。ゆーとさんに抱いてもらえない哀しみは、濡れ場事件を敢えてスルーすることでゆーとさんの気を惹いちゃうぞ☆無意識に・・・というシナリオ。しかし、春香嬢の苦しみは全て無意識化のものなので、その気持ちが恋愛感情によるものだと気づかない。しーなさんは、春香が恋愛感情や嫉妬羨望妬み嫉みの黒化現象を自覚するところまで行けば、当て馬機能として十分な功績を果たしたといえるでしょうに。哀れ、春香嬢の感情はそれすら進まないとはな!!もうちょっと葛藤して自我を形成するとこまでいかないと「ゆーとさん他のオンナとイチャイチャ⇒春香嬢悶々⇒実は誤解でしたよ、キャッキャウフフ」を永遠に繰り返すことに。原作はいったいどうなってんだ?。今回はつまりお嬢様と付き合う厄介さをゆーとさんに味あわせ、扱いづらいお嬢様に奉仕する精神の覚悟をさせたっーことかね?