とある魔術の禁書目録 第3話「必要悪の教会(ネセサリウス)」の感想・レビュー

今回のみどころは、インデックスの治療の演出とインデックスの存在理由。
暖かい眼差しで生徒の奇行を受け入れる小萌先生にも注目だ。
上条さんはホントフラグたてまくりだな。インデックスかわかわ。


インデックスの治療には上条さんは毒となってしまいます。いきなり魔術で治療の儀式を要請される小萌せんせい涙目。それでも愛する生徒のためには、どんなことでも頑張ります。さてここからは、小萌先生の魔術タイム。ダウナーモードのインデックスに導かれ怪しげな魔方陣を敷き呪文を詠唱、天使を具現化させ治療します。天使の具現化の際、小萌先生が思い浮かべたのってインデックスちんですかねー。素人なのに見事成功させ、インデックスちんの傷が無事回復しました。インデックスちん曰く、自分の死を背負わせたくなかったと、当麻に対して大好きっぷりをアピール。実際に魔術を行使した先生も失敗したら罪の意識を背負うのに、上条ちゃんだけなんてこの子はもう好感度マックスよ!!教員として生徒の事情を把握しようと努める小萌せんせいですが、生徒の信頼第一!!当麻を受け入れ自主性を重んじ困ったときには助けるよと大人の器っぷりを披露。



そしてインデックスの存在理由の説明が行われる。ラノベ風説明口調。十字教(キリスト教)が分派したのは宗教に政治を混ぜたからであって、そこから独自に個性が発達していった。カトリックプロテスタント東方正教イギリス国教会などなど。で、ファンタジーモノでは教会勢力って魔法使いと仲悪いのに何で教会側のインデックスちんが魔道書なんて読んでるのさ?曰く、インデックスちんが所属しているのはイギリス国教会で、イギリスでは魔法使いがたくさんいたため、彼らに対抗するために必要悪として魔術を学ぶ機関が作られ、魔術書の原典を封じ込めるためインデックスが犠牲になったのだとか。こんな年端も行かない女の子に何やってんのと上条さんは憤慨。しかもインデックスの記憶が無い・・・だと?当麻はインデックスが不安もあるだろうに前向きに生きようとする健気さに心打たれる一方で、何もしようとしなかった自分に恥じ入るのでした。記憶の無いインデックスちんにとって当麻はまさに自分を救ってくれたスーパーヒーロー!!好感度マックスになったというわけですよ。次回はどじっこ剣士の剣戟戦。これまたフラグですよフラグ。