とらドラ! 第5話「かわしまあみ」の感想・レビュー

今回のおはなしは、バカチワワことばかちー登場。
これでようやくメインの5人が出揃いました。
竜児・大河・北村・みのりん・ばかちーと各々の5つの変数がうろつきまわる。



季節はゴールデンウィーク。竜児と大河の夫婦っぷりは穏やかな昼下がるに具してファミレスに出かけるほど。みのりんがお休みでがっくりする中、そこで出会いしが北村&かわしまあみ。そこでかわしまあみこと「ばかちー」による女の計算高さが発動する。まぁ多かれ少なかれ一般的なオンナなんてこんなもんなんじゃね?男には愛想を振りまき、自分に従わない同性は徹底的に排斥する。女性に対して幻想を抱く竜児に、オンナの二重性っぷりを見せるべく北村は暗躍。これって「大河ならばかちーに靡かないから本性を現すぜ」っていう思惑があるから北村の方が計算高いよな。前回の北村の告白の描写で大河のストレートなところが好きっていったのもばかちーの二重っぷりを味わってきたからなんだろうね。んで、何をいってもひらりマントで受け流す大河に「ちっちぇーし変な名前」とNGワードが降り注ぐ⇒ビーンタ。オンナの闘争の火蓋が切って下ろされた。




北村の思惑はこうだ。北村はばかちーの本性を知っており、その本性が嫌いでなく、曝け出してほしいと。そんなわけで、大河と接触させ本性を露呈させたのだ。全てをスルーできるならともかく「大河」という因子があるため、彼女はどうしても意識せざるをえず、何らかのアクションを起こさずにはいられない。しかしその行為をすればするほど、猫っかぶりは露呈してしまい北村の思惑通りのなるわけさ。大河に突っかかられずにはいられなくなったばかちーはあの手この手で優位性を保とうとする。その手段となったのが竜児の攻略。北村によって本性が暴露されているのも気づかずにぶりっこ連発。本性知ってるのに演技を見せられるのは痛々しいにもほどがある。みのりんも直感でばかちーの計算高さに気づく。5人の中で早くも4人に暴露されているわけだ。で、第二次大戦が勃発し北村を盾に取られた大河が完敗、ばかちーは意気揚々と去る。傷心大河を癒してあげるのが竜児の役目。北村は本性を知ってるし、なによりそれくらいで人を嫌いになるような人間ではないと云々慰める。黒豚トンカツで大勝利。そしてソース購入の帰り際、ばかちーに遭遇。栄養バランスも考えない食品添加物てんこ盛りのお菓子の袋を担いでいる姿を見つけ、かつて独り暮らしだった大河はばかちーの生存能力の皆無さを見抜く。大河の逆襲がここから始まる!!