ef - a tale of melodies. 第7話「reflection」の感想・レビュー

優子のレイプ告白に夕くんはどのような行動をとるか!?
一方久世氏は、生への未練、生への執着を見せ付ける。
シャフト演出言葉攻めも2週続いて、今度はミズキへ襲い掛かる。


優子のレイプ告白を受けて衝撃を受けた夕くん。しかしそれって優子のためもあるけど、かつて震災の時に妹を見殺しにした自分への後悔があるからだよね。夕くんは、2度と裏切らないって心に秘めてたけど、妹だけでなく優子まで見捨ててしまいヒロイックに染まってるだけで。そんな夕くんの幻想を討ち果たしてくれるのがワカメ義兄さん。優子に何をいまさらと毒づかれ、ナイフを渡された夕くんはワカメと対峙することになる。優子はワカメから解放されるために夕くんを利用しているだけなら悪女ともいえようが、精神崩壊寸前でメンヘル状態という感じの方が強いか?夕くんはこの時、考えなしにワカメの下を訪れたので、今後のことも優子のことも考えていなかった。ヒトを見捨てた自分への苛立ちだけじゃ駄目駄目よ〜とワカメに説教されつつ一方的にやられる。ワカメはワカメで震災後妹の幻想に引きずられて生きていることにも嫌気がさしており、殺してくれる相手を探して、優子や夕くんをけしかけていると。返り討ちにあった夕くんは妹の未練や自分への後悔を乗り越え優子のために行動できるのか!?



そして時間軸は現在へ。夕くんは優子との件を「まだ終わっていない」と述べているので、過去編が現在に繋がるのか?一方、久世氏サイドではミズキが再び久世氏との接触を試みる。ミズキには困ったときに助けてくれる人達がいる。愛する先輩景ちんやヒロ宮子コンビのアドバイスで力を得る。この前の久世氏のオンナ事件はミズキを拒絶するための弁舌に過ぎずホントに嫌なら久世氏はミズキに嫌いというハズ!!ということを根拠に自宅訪問。久世氏を「嘘つき」という夕くんのアドバイスがその通りだとしたら、今回の言葉攻めはなんというツンデレ!!久世氏はミズキちんに対してはっきりと拒絶の意志を示し、生への執着をその言葉攻めに乗せる。で、結局嫌いって言ってないし、その煩悶をミズキちんに八つ当たりしたということで解釈で良いよね?最後には、まだ死にたくねぇと這いずり回って薬を貪る描写を視聴者に示し、そんな状態の久世氏をミズキがどのように聖母となって救いとなるのか!?と思わせて次回へ続く。