とらドラ!第10話「花火」の感想・レビュー

今回のとらドラ!みのりんの行動原理がクローズアップ。
普段ハイテンションアホの子っぷりを醸し出しているが、それにはどのような本質があるのか!?
前回に続いてのみのりんと竜児の暗喩の会話がみどころ。


合宿編で変化したのはみのりんと竜児の関係。一緒に朝食を作るなかで色々と身の上話をしながら好感度が上がっていく。好感度上昇のイベントといえば過去晒しや家族関係の事情。みのりんの料理の手際の良さを褒めたときの反応が、以前は「バイトで鍛えていた」というものから「家族事情」へと変化。曰く、みのりんの家庭は共働きであること、弟が「いた」こと。共働きなのにバイト大好きであることや、ソフトに熱中していることに何か関係があるのだろう?様々に邪推出来てしまうね。ただ言動を追うだけなら、バリバリの高校球児で寮だの県外だのと想定するだけだが果たして?そして花火での会話ではお互いに好意に気づいている様子。一緒にいて楽しいと述べる竜児に対して、みのりんココロはオープンハート。竜児が人の嫌がることは絶対しないのにみのりん恐怖事件を起こしたのは何故かということに迫る?

(1)竜児にお前といると楽しいと言われ、ピクンと反応。花火消える。
私も本当に楽しかった。カレーもおいしかったし。私の変な話も笑わないで聞いてくれた。高須くんはちゃんと分かってくれた。怖がらせて本当にゴメンネ。高須くんに幽霊みせてあげたくて悪乗りしちゃった。


(2)笑顔で微笑む。
幽霊見たいって言ってたから。
高須くんは、さ、どうして私を怖がらせようって思ったの?


(3)竜児に向かって目を見開き、顔を覗き込む
からかってやろうって?違うね。高須くんは人が嫌がることは絶対しない。人を喜ばせることをいつも考えてる人だもんね。その高須くんがどうしてこんなことをしたんだろう。私はそれが知りたいと思ってる。本当に不思議に思ってるの。


(4)目をそらして歩き出す
ふっ、そっか。高須くん、次はUFOを探そうか。人工衛星じゃない本物。UFOの次は〜そうだな、ツチノコがいい。そうやって、みたいものをみつけていったら。私の世界を変えていったら。そしたら。


(5)花火打ち上げ。みのりんと竜児を思わせぶりな表情でみつめる大河
!!爆発した。UFOが、夢みたい。ほんとに見ちゃった。みちゃったよ〜
銀河戦争勃発だ〜。地球は私たちが守るんだ〜


つまり竜児=「みのりんに見つけて欲しがってる幽霊」というその好意に、みのりんが気づいた。そして「UFOを探そう」と言うことは、お互いが好意を持っていることを確認したから次の段階に進もう。「私の世界を変えていったら」ということは、今は恋愛なんて考えられない境遇にいるが、もしかしたら竜児がそれを変えてくれるかもしれないということ。竜児にとってこれから問題になってくるのは、みのりんの背景や暗黒面を孕んだ本質を受け入れてあげることなんだろう。そんな竜児に対して、その他2ヒロインはそれぞれに行動をとる。ばかちーこと亜美は、竜児はみのりんに憧れているだけで対等ではないので、みのりんの本質を知ったら即死であることを告げる。一方大河は、みのりんと竜児がよろしくやっている姿を見て思わせぶりな表情で眺める。旅行からの帰り際、竜児にスーパーの件で話しかけられた時において、帽子で目線を隠した後、顔を上げ目が潤むところは表現が細かい。