空を見上げる少女の瞳に映る世界 第2話「逃げること」の感想・レビュー

今回の空を見上げる少女の瞳に映る世界は、社会に適応できなくて困る思春期ちゃん。
青春時代に未来を思い描いて不安になる女の子。
自分にできることって何なの?セカイを救うことです。


生きる理由とか意味とかに思い悩んで女に生き甲斐を見出した男がぐちゅぐちゅ悩むシーンを挿入することで、ユメミちんに「自分」のことを考えさせるという展開。ユメミちんは自分のファンタジー的力を妄想と信じており、ムント様の勧誘になんか応えられないの。しかし、着実に影響されていることは確かで、スズメの結婚発言もあり未来のことに思い悩む。ねぇ、ママン。大人になるってどういうことなの?社会的な義務や責任を負うことでしょ。じゃあどうすればいいの?A.宿題。そんな宙ぶらりんな状態に悩んじゃう中学生の女の子を励まし、欲してくれるのがムント様たちの非日常な世界。もしかしたらOPのアクションシーンは見せかけで、このままずっと思春期女の子がアイデンティティの確立をするまでの過程を眺める作品になるのではないか?