模擬授業地歴科地理B科目「現代世界の系統地理的考察」

地歴科「地理B」科目の新学習指導要領案ver.の模擬授業をしてきましたよ。
学習指導案と教材研究をかなり煮詰めただけあって、結構良い授業になったかと。
しかし高校で「生徒主体」の表現活動重視の授業の構築ってのは難しいものがあるよ。


授業内容は以下の通り

2-(2)現代世界の系統地理的考察
エ:生活文化、民族・宗教
世界の生活文化、民族・宗教に関する諸事象を取り上げ、それらの分布や民族と国家の関係などについて考察させるとともに、現代世界の民族・領土問題を大観させる

  • 学習指導計画(全5時間)
過程 学習活動
導入 世界各地の民族行事や宗教イベントの写真や動画から、人々が様々な民族・宗教に帰属していることを知り、単元の学習活動『民族・宗教の分布や民族と国家の関係などについて学び、民族・領土問題はどうして起こるか考えよう』を設定する。
展開(1) 民族・宗教の分布
展開(2) 民族と国家の関係
展開(3) 世界各地の民族問題・領土問題の大観
まとめ 民族・領土問題のうちのひとつであるパレスチナ問題を取り上げ、アラブとユダヤの民族問題を領土の変遷をもとに考えるとともに、どうして民族・領土問題が起きるかについて考察する。

まとめのパレスチナ問題の授業の展開は次のような感じ。