汐御臨終→並行世界はいります→光の玉で渚死亡回避→家族3人エンドという流れ。
並行世界の自分たちの想いが報われない岡崎一家を救うという展開。
並行世界ループ多元宇宙をどう描けるか注目されたがこれでCLANNADだけじゃなくリトバスもいけるな。
CLANNAD AFTER STORYを原作どおりにやってきた脚本さんはこの作品にどうオチをつけるのかっ!
汐が発熱し、病死エンドまっしぐら。安易に原作改変して汐復活ハッピーエンドを危惧していただけに、脚本が原作どおり汐を死なせたのはある意味画期的といってもいいかも?けどシナリオの根幹部分を変えると作品が違っちゃうからある意味当然だったのかも。今回は丸々一話かけて汐が死んでいくまでを描いた。渚の死を乗り越え、やっとつかんだ娘との小さな幸せがあっという間に崩れ去る。この状況を朋也はこの街の呪いのせいにする。秋生が渚の蘇生を願ったときに渚は町の自然と繋がったため、街が開発されていくたびに自然をなだめるため人身御供として犠牲にならなければならない。街が便利になり、活気に溢れるのは、寂れて過疎化するよりもいいこと。しかし、人が死ぬことに理由を見つけなければ残された人は生きていけない。渚が、汐が、朋也が生きてきた理由というのは何だったの?それは本当に意味のないくだらない命だったの。と、自問自答せずにいられない朋也。彼に出来ることは、最後まで汐と一緒に居てやることだけだった。
原因不明の発熱、汐と一緒にいるために仕事を辞める。戻って来いとドライバー交換をしてくれる芳野さんや、看病疲れの朋也を支えてくれるアッキーなどの描写が入り、鍵の男衆は無駄にかっこいいぜと思いしが、汐の具合は一行によくならない。このままでは死ぬだけ。ほとんど空っぽの冷蔵庫の中にはもう朋也たちが生きることの希薄さを演出してるんだよね?そして最後に汐の望み、旅行に行くことを叶えてやろうとする。病死寸前なのに一人で歩いてパパンと対等に接しようと頑張る汐には涙がでてくるぁ、鍵のお家芸が炸裂。訓練されたプレイヤーのみなさんははここでちゃんと分かって泣いておく技術を身に着けておりますよねー。降りしきる雪の中、汐は息を引き取り、生きる理由を失った朋也もまた雪に埋もれていくのでした。朋也が願ったのは「救い」、渚に、つまりはこの街に「救い」を願った。幾つもの選択肢の中で生まれていった並行世界での想いは朋也に「救い」をもたらします。ループ発動、最初から。ここで朋也が渚に声をかけなければ、何も変わらないままの生活が続く。ただし腐ったような毎日が。それでも、それゆえ渚ともう一度歩くことが朋也には出来るのか。次回はもう最終回だ。親子三人ハッピーエンドを望むぜ。
関連
- 汐編
- 渚編
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- 有紀寧編
- 美佐枝編
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