- 宮廷は経済的にどのように支えられてきたか
- 平安時代中期に国家がなかったわけではなく、その時代なりの政治や財政運営が行われた。
受領支配の成立
「所」/検田
神拝
受領の役割と任官システム
- 陣定と受領挙
- 摂関期には受領からの貢物や馬などが、摂関や大臣だけでなく、一般の公卿にももたらされたが、それは貴族連合としての公卿全体が受領の人事権を持っていたから。陣定と受領挙において、公卿は受領を統制した。
- 貴族社会を支えているのが、徴税請負人である受領の税物の中央への納入であったから、受領の統制は公卿共通の本質的利害に関わっていた