雑録

花と乙女に祝福を 藍那祈シナリオの感想・レビュー

『花と乙女に祝福を』の藍那祈シナリオは、乙女の友情。
内気な少女が初めて手にした友人は、祈と同じ人を好きになっちゃった。
選んでもらった祈だが、裏切った罪悪感が付きまとう。
周囲に支えられながら、本当の友情を求めて、気弱だった少女が立ち上がる!!

藍那祈のキャラクター表現とフラグ生成過程


藍那祈は気弱で内気なおとなし娘。高等部に上がったものの友達が出来ず、いつも一人でお昼休みを庭園で過ごしていた。その姿を垣間見た主人公くんは、祈の姿が病弱で人を恋しがっていた妹とそっくりなことから、ついついお節介をしてしまう。昼休みは二人で会うようになり、友達を作るために会話の練習。会話クラッシャーで話題を広げられない祈のために雑談を交わす毎日。そんな折、祈が主人公くんの毒牙にかかったという噂に踊らされ、元気っ子担当な眞弥子が問いただしにくる。祈は、眞弥子はクラスの人気者なので、自分に気を使ってくれているから話しかけてくれると思っていた。だけど、眞弥子は友達の気マンマン。じゃあ、友達って何なの?何が友達なの?と数クリック分悩む。これまで祈は人に遠慮していたけど、主人公くんのカウンセリングでちょっとだけ強くなれたの→友達成立。テキストグッドで、実は隠れ巨乳で公式のキャラ設定を無視するほどのおっぱいな眞弥子は、胸を吸ってもらうとその分を移せると信じ込み、祈に授乳させちゃうの。二人の仲を取り持った主人公くんは二人から尊崇の念を抱かれるようになり、祈のピンチを何度も救い好感度はうなぎ登り。そんな二人は主人公くんの力になりたいんですと園芸部を手伝ってくれるようになる。



園芸部を和気藹々と頑張る主人公くんたちだが、どうやら祈が運命の人に会わなければならないらしい。眞弥子は運命の人=お見合いと早合点し、祈の縁談を邪魔しようと画策する。晶子に扮して女装していた主人公くんが、兄の彰(つまりは主人公くん自身)に扮装するという二重扮装で立ち向かう。まぁ、結局は肩透かしで運命の人=心理カウンセラーという展開だが、晶子が男装していたという設定のはずがホントに彰だということがバレテしまう。この時は上手く誤魔化したものの、祈のために身体を張る彰に眞弥子はきゅんきゅんしてしまうのであった。そんな眞弥子の提案でWデートが開催される。嘘を嘘で塗り固めるために体調の良くなっていた晶子(ホンモノ)を召還しデート結構。だがしかし、偽晶子(彰)にぞっこんな祈が晶子(ホンモノ)との違いに気づかないはずがない。祈の彰への思いを感じ取った晶子は、眞弥子の彰への告白を遮断する。翌日、祈に鎌をかけられた主人公くんは正体バレ。祈が尊崇していた晶子が実は男でしかも眞弥子と三角関係になってしまったことに祈は耐え切れず思い悩む。主人公くんは、今まで正体を隠して裏切っていたけど祈への思いは本物だと誠実に告げ、祈と結ばれるが、問題は祈と眞弥子の友情だった。真実を告げられた眞弥子は複雑な感情を抱きながらも祈を祝福しようとする。しかし、当人の祈が溝を作ってしまい泥沼化。眞弥子は最後のメッセージとして日々草を差し出し問いかける。眞弥子とび友情を気づくため、祈が初めて自分の意志で立ち上がる!!周囲の人間に励まされながら、人と向き合う強さを得た祈は、自分の気持ちを友に伝える術を知る。思いをぶつけ合った乙女たちは雨降って地固まり、友情を確かめ合ってハッピーエンド。