「きっと、澄みわたる朝色よりも、今、確かにここにいるあなたと、出逢いの数だけのふれあいに、この手は繋がっている。」の総括

きっと、澄みわたる朝色よりも、』の最終部は後日談。
ループの呪縛を解かれ、転入一日目から再スタート。しかし、学園関係者は全てがループした記憶を保持したまま。もう一度ゼロからやり直す者、記憶保持を大切にする者と、それぞれの対応はヒト次第。主人公くんとひよは記憶保持したまま、ひよエンドまっしぐら。結局一本道のピンヒロインモノでしたね。そう考えると、最終的にひよエンドなのに1周目アララギルートで挿入直前まで逝ってる記憶があるから、切ないねぇ。前世の孫娘;若さんは、未練から解放され学園とともに生き、主人公君たちを見守る日々。今居る在学生の卒業を最後に、ループを乗り越えた学園は消滅。若さんは学園全体に感謝をするのでした。主人公くんは、呪い補正の学園ではなく、本当に美術の霊峰とするため精進し、ひよと共に歩んでいく。物語の原点は朝色の誓いにありと、学園の名作として誓いのシーンが絵画として表現されハッピーエンド。シナリオ全体としては、少女救済を軸に幼馴染関係・女2人の友情と恋愛観念・偽古典・人生の不条理を散りばめた感じでしたね。