雑録

Omegaの視界「アキかけたシキのアイ:残」 雑感

omegaの視界は猫のための伝奇系ビジュアルノベル。今回のおはなし「アキかけたシキのアイ:残」では、主人公視点パートと超越者視点パートがついに合一して、物語の真相が明らかになる。主人公の真言は仕組まれた箱庭の中でシナリオを演じさせられているに過ぎないコマであることが判明、決断を迫られる。すなわち、自ら進んでシナリオを演じるか、人格崩壊させられ意図的に踊らされるかであった。想いを寄せていた人物に操られていたことを知った真言は精神崩壊!!で次回へと続く。物語の安易な予想としては、八相と手を組んで反旗を翻し異能バトルな雰囲気が窺われるが果たしてどうなるか。以下の感想では、日常パートと超越者パートに分けて適当に書きなぐるよ。

日常パート;主に冬夏のキャラクター表現とか


真言さん、冬夏の会話へのレスにいちいち宮さんの許可とか言いすぎっす。
前回、三春家の伝統の束縛に耐えかねて家出をしてきた冬夏ちん。そのままドライブと相成りまして、幼少期に作ったとかいうすなのしろを想起させしめんとするのですが、今回は冬夏を全面的にプッシュしてきましたよ。冬夏が真言さんに好意を見せるのは、伝統からの逃げ口や幼少の記憶云々だけでなく、哲学的思考遊戯の会話相手とかいう要素もあり好感度はうなぎ登りですとも。海ではしゃいだりカラオケしたりとのキャラ造詣を深めるシーンはいいもんだね。照れ隠しにはしゃぎまわり、はしゃいだ後に冷静になり恥ずかしがっちゃうところとか特にね。風呂描写で流しっこがスキップとかもあざとい。宮さんに巻き込まれ、2人の仲を見せ付けられテンションアップダウンする冬夏ちんとかには思わず涙がそそられる。惜しむらくは、真言朴念仁つーか宮さんに依存しすぎというかですよ。物語の構造上仕方ないのですが。同衾して告白してくるおにゃのこに対し、そのことを報告しにいって対処を煽いだときには、なんともはや!!家から逃げ出し真言さんに構ってもらえず抉った目玉も再生させられ挙句には姫様ちんに殆ど身体を潰され強制収容させられてしまうというヒロインぷり。祭祀に適した肉体改造も処されましたよ。OPで6枚羽を有して指し示す姿って肉体改造後の姿ですよね?違うか。

超越者パート;物語の構造とか背景とか


物語の勢力図としては飯窪家サイドと三春家サイドの2つがある。歴史を辿れば欧州から日本へと落ち延びてきたところまで遡れるが、色々な確執がある。三春サイドはそれぞれに八相の力としてそれぞれ特殊能力を保持しており、主に猫を操り異能を扱う。(九相が真言で十層が大神?)そんな伝統の継ぎ目となった三春冬夏は自らの役目を重荷に感じ抵抗を続ける日々。モラトリアムとして真言に逃げ口を見出しつつも、幼少期に時間を共有したことを想起、三春家の秘密を打ち明けるも、祭りの開催のために強制収容されてしまう。そんな三春家の内紛を見下しながら、飯窪家サイドにとっては今回の事件は全て遊戯。つまりは、魂の傀儡に過ぎない肉体の真言を駒に三春家率いる八相を殲滅するものであった。ゲーム中の言葉を借りるならば宮さん曰く「兄様が準備してくれた箱庭で、妹の私が愉しく劇を観覧しながら、八相に奪われた封紙の奪還、即ち黒のイツワの再統合をなして、Lu=Leの残党狩りその他諸々を愉快にこなす、兄様に色々献上すべきものも確保出来て、私も大満足、という趣向の、遊戯」とのことだった。だが、本来は遊戯に徹するはずであったもののイレギュラーが発生し続けたので、とっとと真言を覚醒させてしまおうということになる。宮さんに好意を寄せていた真言は、彼女が自分を傀儡としての肉の器としてしか見ていないことを知り愕然とする。選択肢は2つで、肉の器として真言の自我を保ったまま八相の殲滅を行うか、傀儡としての真言の自我は葬り去られ覚醒を促すかであった。精神崩壊して逃げ惑う真言は一体どうなるのか!?伏線で回収されていない、克杖ちんとの接触や大神の救援などを残しつつ次回へ続く。