メモリア「真・ハルナ」ルートの感想・レビュー

メモリアはハルナゲー。ハルナを攻略するための世界背景を説明されしに他ヒロインを攻略してきましたよ。
数多の並行世界を駆け抜け、完全エンドに到達するってのもお約束。
最後は、別ルートに入った主人公くんたちから力を受け、記憶を回復、ハルナを選ぶ!!
あくまでも私の脳内では作品の世界観は以下のようになってると思ってる。別の解釈もありうるよねきっと。

世界設定考察系っていつもきちんと理解できなんだよね。読解力無くて泣ける。


正史では「ゲート」と呼ばれるものは主人公くんが創り出す。「ゲート」の役割は異世界渡航と時間遡航。ところが正史において「ゲート」が不具合を起こし、主人公くんの妻が過去に飛ばされてしまった。「ゲート」そのものも転移。主人公くんの娘は時間遡行装置を作ってもらいママンを探しに旅に出る。主人公くんはそのまま病死。ここまでが仮に「未来」の時間軸となるのかな。幼少期ハルナ編を「過去」の時間軸、物語の最初の舞台を「現在」の時間軸と置くならば、娘さんは「未来」から「現在」に飛ばされたママンと、主人公くんを再び結ばせて自分を孕まさせるべく並行世界を行ったり来たりしていることになる。「現在」の時間軸において主人公くんとくっつけさせることが出来ればユウキエンド、他サブ3人ヒロインとくっつけば他サブヒロインエンドとなる。メインのハルナルートに関する限りは、主人公くんは記憶を喪失しながら「現在」と「過去」を永遠に繰り返していることになる。鶏が先か卵が先かということになりそうだなおい。つまりは、「過去」編において主人公くんがハルナと想いを積み重ね情交を結ぼうとすると「現在」へと飛ばされ記憶喪失、ハルナが主人公くんを想い続け自然時間を積み重ねて到達した「現在」においてフラグを立て「過去」のハルナとの想いの記憶を取り戻そうとするとバグが起こって「過去」に飛ばされ記憶喪失となり再びハルナに拾われ想いを積み重ねていく、というわけだ。ややこしいね。主人公くんが「過去」に飛ばされてしまえば「現在」において未練だけが残り、その未練を断ち切るには、並行世界からの干渉しても貰う必要があるとのことさ。



と、いうことで一周目に強制ハルナルートを見させられた上で、メガネ、触覚、猫耳ルートが解放。その3人攻略後、元妻炉利牛ルートが解放。サブヒロインらのシナリオで上記の世界観の設定・背景を説明させられた後、ハルナルートの未練を打ち払え!!時間遡行を繰り返す主人公くんの娘さんの干渉により「ゲート」を正常に作動させるペンダントのアイテムを完成させる。永遠に「過去」と「現在」を行ったり来たりしていた主人公くんはここでようやく解放され、真・ハルナエンド。こういう時間遡行や並行世界系ってどうしても突っ込みどころが残るんだよ。いや、こちらの読解が足りないせいかもしれませんが。主人公くんはそもそもどこから来たのかとか、どこの時間軸に居たのとか、ハルナ幼少期にいつ飛んだの?とか。智枝の姉貴が過去で変えようとした未曾有の危機とは何だったの?とか。正史では主人公くんは病死してるから「未来」から直接「過去」へと行ったわけではないし、「現在」ではもう記憶失ってるから、正史の記憶の現在の時間軸の主人公くんは何処にいんの?とか。おそらく正史で「ゲート」が転移したときに、主人公くんループし続けるの運命が発生したと考えるのが妥当なのか。そうなるともう正史には戻れませんね。だから並行世界なのか。と、いうことで『メモリア』フルコンプ。結構、暇つぶしできたのでよしとする。