高等学校学習指導要領 主題学習設定基準分類 昭和35(1960)年版〜平成21(2009)年版

主題学習は昭和35(1960)年版社会科世界史Bから導入された。

1.比較考察・相互関連 2.多角的・総合的 3.民衆・人類 4.大きくまとめて 5.日本史との関連 6.時間・空間(概念意識) 7.現代の課題 8.人物 9.自然環境 10.資料
昭和35(1960)社会科世界史B できるだけ世界の地域相互のことがらに関連のあるもの 政治的、経済的、社会的な観点から総合的に学習しできるもの - - - - 「倫理・社会」や「政治・経済」の学習と関連の深いもの。たとえば「(2) 人生観・世界観」の学習に関係のあるものや、現代の諸問題を考える際に参考となるもの。  - - -
昭和45(1970)社会科世界史 世界の歴史上の事象について、地域ごとの比較考察的な、あるいは地域相互の関連的な学習のできるもの 政治的、経済的、社会的、文化的、国際的な諸点から、多角的、総合的に学習できるもの - 世界の歴史上の事象の発展を、時代別、地域別にある程度大きくまとめて学習できるもの - - - - - -
昭和53(1978)社会科世界史 地域ごとの比較考察的又は地域相互の関連的な学習のできるもの - 現代の諸地域の社会と文化について、文化人類学などの成果を活用しながら学習できるもの 時代別、地域別又は国別に、ある程度大きくまとめて学習できるもの 界の歴史上の事象と日本の歴史上の事象とを比較させたり、関連させたりするなどして、世界の歴史における我が国の位置について学習できるもの - - 世界の歴史上の人物について、時代背景や地域の特質との関連などにおいて学習できるもの - -
平成元(1989)地歴科世界史B ?比較文化または比較文明の要点を導入して歴史を学習できるもの、 ?同時代史としての世界の歴史を学習できるもの - ?社会史的な観点を導入し学習できるもの  ?人間の生活や文明を支えた技術についてまとまった学習ができるもの - - - 20世紀の歴史は現代の世界の構図を知る上で特に重要であるが、政治の流れを中心に大きな枠組みをおさえたのち、現代史の最も重要と考えられる主題を様々な角度から取り上げて学習できるような構成としている(※主題設定の観点ではないが、1 科目の性格と目標(1)科目の基本的性格に記されている) - - -
平成11(1999)地歴科世界史B - - 日常生活に見る世界史 - 世界史と日本史のつながり 世界史における時間と空間 国際対立と国際協調、科学技術の発達と現代文明、これからの世界と日本 - - -
平成21(2009)地歴科世界史B 時間軸からみる諸地域世界、 空間軸からみる諸地域世界 - 日常生活にみる世界の歴史 - 日本の歴史と世界の歴史のつながり - 資料を活用して探究する地球世界 - 自然環境と人類のかかわり 資料からよみとく歴史の世界