雑録

しろくまベルスターズ 柊ノ木硯シナリオの感想・レビュー

しろくまベルスターズ♪のすずりんシナリオは、トラウマ克服少女救済モノ。
引っ込み思案なすずりを影に陽向に支えながら二人で訓練の日々を送る。
すずりの人見知りを克服し、内面に抱える問題を晒させ、根本的なトラウマへと立ち向かう。

柊ノ木硯のキャラクター表現とフラグ生成過程


柊ノ木硯は極度の人見知りで引っ込み思案、自分の主張も出来なくて、俯きがちな人生を送っていた。そんな中、すずりんパートナーに選ばれた冬馬。すずりんは初めて自分の先生以外のヒトと、それも異性と組むため緊張してしまう。冬馬は一流のトナカイはどんなサンタさんにも適応するものさ、と奮闘する毎日。すずりを気配って空を駆け、日常生活でも買出しを共にしたり、料理の手ほどきを受けたりと徐々にその距離を埋めていく。すずりんと冬馬は打ち解けた関係となるが、それでも訓練は上手くいかない。苦悩する冬馬に仲間たちからの助言が。冬馬の今の飛び方は独りよがりで主を全然尊重していない、信頼していないと。そう、冬馬はすずりを気配るあまり、相手を全然信頼していなかったのだ。人馬は一体、サンタとトナカイは一つだと、お互いに信頼したプレイを実現し、初めてペアが成立する。ここで第一の関門クリア。ペアと成った二人は訓練でも噛み合いメキメキと腕を上達させていく。しかし、すずりは人見知りという表面的な問題を克服いたに過ぎず、まだまだ内面的には問題を抱えていた。それはすずりの体質に関係するものと、それから来る過去の失敗によるトラウマだった。



まず、前者の体質面の問題がすずりに振りかかる。それは、すずりの体質が雪を呼び寄せてしまうという所謂雪女的なもの。訓練中、吹雪に襲われた冬馬とすずり。冬馬は必至にすずりを庇って軽症で済んだものの、すずりの様子がおかしい。冬馬を頑なに拒絶するすずりはペアを変えてくれと頼み込み、一時的にシャッフルされる。しかし冬馬は既にすずり色に染められており、すずりも冬馬が他のペアと飛ぶときにヤキモキ。冬馬は自分がどんなにかすずりに入れ込んでいるかを自覚し、彼女の内面に踏み込む覚悟をする。そこで晒されるすずりの秘密、かつてその体質から吹雪を犯し、任務を失敗してしまったのだと漏らし打ちひしがれる。冬馬はそんなすずりを全面的に肯定するよ自己承認だねっとフラグ成立。冬馬に受け容れられたすずりは根本的なトラウマにも立ち向かう。幼少時、引っ込み思案だったすずりを助けてくれた親友が居た。だけどすずりはその親友の少女の両親が離婚の危機にあったとき、何もできなかった。また吹雪による失敗とはそんな家庭問題に悩む友達へプレゼントを届けることを失敗してしまったことだった。そして少女の家庭は離婚しいつしかサンタも嫌いになっていった。そんな少女に悩みを打ち明けてもらったすずりは、今度こそ冬馬と一緒にプレゼントを届けるよ。猛吹雪の中、過去の自分を超えるため、すずりは親友へとプレゼントを贈る!!結果、見事任務はコンプリート。引っ込み思案で臆病だった少女は、冬馬とともに内面のトラウマを克服し、一人前のサンタへのスタートを切ったよとハッピーエンド。