6-1 タバコと環境破壊
- キュアリング
6-2 タバコと労働問題
- 途上国のタバコ労働
- 途上国の中でも特にマラウィはタバコ依存の国として名高い。「JT」の公式webサイトでもマラウィは取り上げられ「マラウィで耕作されている葉たばこの9割以上が世界へ輸出され…マラウィの輸出総額の半分以上を占め、外貨収入を得る重要な農産物として生産されている…」と紹介されている。プラン・マラウィでは"Hard work,little pay and long ours""において子どもたちの過酷な労働環境を報告している。マラウィでは幼児からタバコ労働に従事し、1日11ペンスで12時間以上労働し、身体的、性的、精神的虐待を受けながら、収穫期にタバコの葉に触れることで皮膚からニコチンを摂取して発病する「緑タバコ病」にかかっているという。このように経済的にタバコ輸出に依存する途上国に葉タバコ生産の4分の3が移ってきており、多国籍のタバコ企業が買い占めるという状況にある。