星ノ音サンクチュアリ「小松原夜美」シナリオの感想・レビュー

星ノ音サンクチュアリの夜美ルートはボッチ系毒舌ヒロインのコミュ力アップについて。
ボッチであることを受け入れつつも、それに納得できているわけではないヒロインを支えましょう。
他人と接することに慣れない少女が徐々に心を開いていく様子を楽しめば良いわけですね。
しかし、フラグ成立後は本当にあっさり終わるなぁ。個別が短い。

小松原夜美のキャラクター表現とフラグ生成過程

小松原夜美は毒舌を吐くボッチ系ヒロイン。友達ができない自分に劣等感を抱いており、「リア充がすること」に憧れを抱きつつも、それを幻想と見なしていました。そのため、共通√の団体戦でチームメイトと触れあいを体験して感激していきます。ですがコミュ障が安易に治るはずもなく、団体戦終了後は自分に話しかけてくれるクラスメイトにうまく対処できなくて、ボッチ感を全力で味わうことになるのでした。そんな悩める夜美の手助けとなるのが我らが主人公くん。引っ込み思案で劣等感に苛まされるために無意識のうちにでてしまう毒舌を治すため、二人三脚でコミュ力をアップさせていきます。


ですがここで事件が発生!!コミュ力アップにより主人公くんの妹と友達になっていた夜美でしたが、自分の不注意で怪我をさせてしまったのです。自責の念に苦しむ夜美は、自分に関わると相手に災難が派生してしまうので、ひとりぼっちでいいの・・・と自虐的ヒロイズムに走っていくのでした。そんな夜美を諦めることなく受け入れてあげればフラグは成立さ。自虐的ヒロイズムの結果、今度はテロリストの人質になってしまった夜美を、主人公くんは「加速装置」で華麗に救出。夜美は、あんなに悪態をついたのにそれでも自分と関わってくれる主人公くんにきゅんきゅんして、オープンハート。乳繰り合う描写が続いた後、夜美は自分の将来の目標は主人公くんを支えることだ!!と目的意識をはっきりさせることができ、見事孕ませポンポンendを迎えるのでした。