雑録

世界と世界の真ん中で 「白取愛良」ルートの感想・レビュー

『世界と世界の真ん中』では思念体世界モノ。
現世で強い未練を抱いた者達の魂が天球儀に導かれて思念体世界へやってくる。
主人公くんは未練を抱いた少女たちを救済し、現世での問題を解決させる。
愛良ルートは「歌によるマインドコントロール」と「親友との絶望」がテーマ。
果たして主人公くんはどのように愛良を救うのでしょうか!?

愛良のキャラクター表現とフラグ生成過程


  • 愛良フラグ構築編
    • 愛良はクーデレ系黒髪ロング少女。鳴らないオルゴールを所持しており、その謎を解き明かそうとしています。愛良は天球儀にアクセスしたおり「お前は感情を抱けない人間だ」と宣告されてしまいます。それを受けて愛良は機械のような無機質人形になってしまうのです。ですが主人公くんや寮の仲間が愛良の心を取り戻すために努力をしていきます。愛良ルートのメインテーマとなっているのは「歌」です。愛良がかつて歌っていた歌を、主人公くんが心を込めて歌うことで感情を取り戻させることに成功するのでした。こうして主人公くんのおかげで心を取り戻した愛良は好感度を蓄積させていきフラグが成立するのでした。デレ愛良の破壊力は抜群ですので素晴らしい。


  • 愛良過去編
    • オルゴールの謎を解き明かす打ちに愛良は真実へと辿り着きます。それは愛良が自分の世界を壊してしまったことでした。愛良の両親はお互いの関係がうまくいっておらず家庭で寂しい思いをしていました。そんな愛良は親友に対して歌を歌うことで気晴らしをしていたのですが、この「歌」に着目した親友は、歌えば両親にも思いは届くと言い出します。愛良の歌は世間に認められ大評判となるのですが、なんと政府のプロパガンダソングとしてマインドコントロールのために使用されてしまうのです。親友は感情がマインドコントロールされてしまったことにいち早く気づき愛良に対して憎しみを抱くようになっていきます。愛良は自分の歌が親友に届くように努力をするのですが、分かり合えたと思ったら既に親友はマインドコントロール済みでした。親友の口からは“聖女様”とこぼれ出るのでした。こうして世界を破壊し、親友を破壊し、人生に絶望した愛良はその想いが思念体となって天球儀世界へと導かれてきたのです。


  • 愛良解決編
    • 愛良の過去の絶望を救済するためにはどうすればいいでしょうか?それは親友との和解です。天球儀世界へは強い想いをもった魂が導かれます。それならば親友の魂も天球儀世界へ来ていてもしかるべきでしょう。愛良はこれまで人前で歌うことを嫌がっていましたが、親友を救うために強さを得ます。皆の前で歌を歌った愛良の前には親友の姿が!!親友は愛良を信じ続けられなかったことに対して未練を抱いて天球儀世界へと来ていたのでした。こうして親友と和解した愛良は過去を乗り越えます。天球儀世界の愛良は主人公くんと残り続けることを選ぶのですが、愛良の現世には主人公くんたちの力が影響します。なんと鳴らなかったオルゴールが完全版として鳴るようになり、絶望した愛良の上に降り注ぐのです。こうして現世の愛良は絶望から復帰し親友との心をも取り戻します。こうしてハッピーエンドを迎えたのでした。