雑録

グリムガーデンの少女「楠木由真シナリオ」の感想・レビュー

両親の不和に巻き込まれ、他人を信じられなくなった少女の物語。
しかし結局勘違いであり、誰も悪くなかったというオチ。
いやむしろ自分の旦那を信じ切れなくて娘に呪いをかけた母親が根本原因か?
最後は父親と和解してハッピーエンドを迎えるというあっさり展開だった。

由真ルート概要


  • 人間不信の少女から信頼を勝ち取れ
    • 楠木由真は他者を信じられない人見知りの少女。ぽんやり系でBL好きなおっとりガールです。そんな由真は疑心暗鬼にかられてしまったが故に「他人の感情を読み取る」という異能を発芽させてしまったのです。他人の心情を思い知ることが出来れば、他人が何を考えているか分かるからですね。異能により施設に送られた由真は、環境に適応し、自分の居場所を見つけて静かに暮らし始めます。こうして異能を安定させることができた由真は収容者の「社会貢献」に駆り出されます。「他者の感情を読み取る」異能を犯罪事件の捜査に使役させようというものでした。便利な能力である由真の能力は酷使され、とうとう倒れてしまうのでした。主人公くんはこの状態から由真に関わっていくことになるのです。当初は人見知りが激しい由真でしたが、由真の趣味を理解して盛り上がっていく打ちに心が開かれていきます。そしてフラグ成立の契機となるのが、由真が再び社会貢献に駆り出されたときです。任務に失敗して落ち込む由真に対し、失敗の責任を分かち合いましょう。監督官としての信頼を勝ち取れればフラグは成立さ。こうして他人を信じられなかった由真は主人公くんを信頼できるようになっていった過程が描かれます。

  • 如何にして由真は人間不信となりしか
    • 由真が異能を発言させた直接のきっかけはイジメ問題でした。家庭環境が上手くいっていなかった由真はネガティブになり、教室でもおとなしく過ごしていました。しかし、なんとクラスの中心的な男子が由真に告白してきたのです。当然由真はお断りするのですが、クラスの中心の男子を振ったことで由真の立場は悪くなってしまいます。こうして由真はクラスメイトから無視や嫌がらせを受けるようになり、それがきっかけで異能が発動してしまったのです。
    • しかしながら由真の異能の発芽の根本的な原因は家庭問題でした。由真パパが仕事人間であり家庭をかえりみなくなったことが全てを狂わせていきます。由真パパは浮気などしていなかったのですが、由真ママは旦那が家に寄りつかなくなったのは余所に女を囲っているからだと邪推をするようになっていきます。ここで由真パパが寄り添ってあげれば何の問題もなかったのですが、かまわないでいたほうがいいとさらに距離を置いてしまったのです。こうして由真ママは夫を呪いながら酒浸りの生活を送るようになり、由真に呪いをかけながら日々を過ごしていたのでした。結局ママはアル中で死ぬのですが、由真は長年の呪いによって父親を憎むようになっていたのです。いまさら父親を信じれば死んだ母親を裏切ることになる。この事実により由真はどうしても父親と和解できなかったのです。そんな由真の背中を押してあげれば和解は成立。由真パパが娘と暮らすためにどんなに頑張っているかを証明してあげたのでした。こうして由真は父と和解しハッピーエンドを迎えます。なんかあっさり。