見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS 消化試合(4)白鳥先輩アフター雑感

天文に関する啓発と普及の話その2。天体観測の機材の紹介動画を作る。
機材紹介の動画づくりという展開だが、機材への愛が感じられない。表面的にさらっと。
そして機材紹介の動画づくりがメーカーの目に留まり、先輩が司会進行役に抜擢される。
最後は結婚申し込みをし、いきなり南半球へ拉致られ、敬語はやめてねエンドになる。
本編と多少攻略ヒロインの性癖設定が変わっている感じがする。

雑感

  • 目的→天文学の啓発と普及 手段→アイドル
    • お嬢様先輩の白鳥織姫は、行動に突飛なところがあり、周囲の空気がちょっと読めないことがありました。本人もそれを多少は自覚し悩んでいましたが、それを肯定してあげればフラグは成立。先輩のそういうところに惚れたのだと言ってやれば、好感度はうなぎのぼりです。そんなわけでアフターでも先輩は暴走し、地方ローカルテレビ局にインタビューされるとノリノリで天体に関する演説を始めてしまうのでした。そのインタビューの内容というものは、大型ショッピングモールにおいて天体観測機器メーカーがプラネタリウムに新しい機材を搬入するというものでした。これを聞きつけた先輩は天体観測サークルの次の目標として、この企画を勝手に応援しようではないかということになります。その方法とは天体観測のための機材を紹介することでメーカーを応援するというもの。さっそくサークル一同はその動画づくりに取り組み、インターネットの動画サイトにアップします。するとこれがメーカー側に着目されることになり、芸能事務所に所属していた先輩のところへ、司会進行役をやってほしいとオファーが来るのです。アイドルになることで天文学の啓発と普及を行おうとしている先輩にとっては渡りに船のはなしで、みごとその役柄を務め上げたのでした。ラストは両親に挨拶しにいくと南半球に拉致られたよエンド。南半球の星座のはなしがとってつけたかのようにされるのですが、あっさり気味。天文をテーマにしているものの、天文そのものへのライターの情熱が感じられず、天文をテーマにしたからその要素を少しは取り入れましたよっていう匂いがものすごくする。