こころリスタ!「メルセデス・ハポン・ウレニャ√」の感想・レビュー

スペイン人。ネットで会った。家族問題を解決するはなし。短い。
紙芝居ゲーではよくある展開。母親が危篤にも関わらず父親仕事優先し、死に目に会えず、子供とすれ違い。
で、メルチェは実はライダーであり、父親とのわだかまりを解消するためバイク対決を挑むのだが・・・
なんと!父親怪我しちゃって勝負しないで、病院で和解しちゃったよ!!
しかもネット世界編もあんまり盛り上がらずに収束してしまいあってないようなものでした。
結構おざなり感があるなぁと思ってしまいましたとさ。もっとスペインネタがあっても良さげだが。

雑感


  • スペインから来た少女
    • メルチェはスペインから来た少女。ネットで会った主人公くんの一押しもあり日本へやってきます。コミュ障の主人公くんはネットでコミュニケーションを学びながら対人関係の構築をなしていくのですが、メルチェからは一方的にフラグ構築されていきます。メルチェと結ばれた主人公くんは、時折見せるメルチェの憂鬱さに接するうちに、力になりたいと思うようになりました。メルチェの憂いとは父親とのわだかまり。母親が危篤に陥っても、父親がライダーとしての仕事を優先させたことを許せなかったのです。周囲の人間が父親をフォローするのも気に食わず、鬱憤が溜まるメルチェを承認してあげればフラグは成立さ。メルチェは父親と向かい合う覚悟を決めることができ、バイクレースで勝負を挑むのです・・・。
    • しかしここでシナリオカットタイム。なんとトートツに父親が怪我をし病院で和解タイムに突入します。当時メルチェ父はメルチェ母を設備の整った病院に入れたかったのですが、それがかないませんでした。そこへ八百長のはなしが舞い込み、わざと負ければよい病院に入れてあげようと誘われるのです。愛する妻のためにのこのこと参加したメルチェ父ですがレース中に妻は死亡してしまうのです。こうして妻を亡くしたメルチェ父は、八百長に組することなく優勝で有終の美を飾ったのでした。以上のような真実を知ったメルチェは長年積み上げられてきた不満が一挙に解決します。こうして父と和解するこができたメルチェは父親の再婚相手をも受け入れることができハッピーエンドを迎えました。