雑録

プリンセス・プリンシパル case22「Comfort Comrade」(第10話)の感想・レビュー

報われない悲劇の女ドロシーの話その2。父親を亡くした後、今度は同期の友達が眼前ピストル自殺。
今回はアンジェとドロシーの過去:養成所時代が描かれトップのアンジェと楽天家のドロシーが提示されました。
万年2位だった同期ちゃん(ゲストキャラ)の心情が取り上げられましたが彼女が成りたかったのはアンジェではなく、ドロシーだったのです。
そう考えると報われないヒロインのドロシーの悲哀さがより一層際立ちますね。あとアンジェとドロシーの友情。
終局部では物語も佳境になりプリンセス暗殺計画が発動。これアンジェが死んでルルーシュオチになりそう。

雑感


  • 悲劇の女ドロシー物語2
    • 陽気で楽天家に見えるドロシーですが、物語の中では悲劇を描かれることが多い役割です。前回のドロシー回では父親との和解が演出される一方、途中で父親は死んでしまうという報われなさが扱われました。今回は同期の友達が眼前でピストル自殺をしてしまうのです。
    • 今回の任務はまたもや二重スパイの調査ということで、アンジェとドロシーが養成所の同期と接触します。ついでにベアトリスを加えることで、アンジェたちに養成所時代の過去を語らせるという構図になっています。養成所時代からトップをひた走っていたアンジェ。視聴者は王女から転落したシャーロットが如何にしてアンジェとなり養成所に入りしかを期待していたことでしょう。しかしそれは今回ではテーマとならず残念。委員長系のキャラが登場し、アンジェがトップだったので、万年2位であったエピソードが展開されます。委員長が「成りたかった自分」としてアンジェを浮き彫りにするかと思いきや、委員長が憧れたのは自分にはない破天荒さを持つドロシーの方だったというオチになります。養成所時代、尾行試験で失敗した委員長に対し、試験は失敗したんだったら折角の外出なんだから遊ぼうぜと楽しむドロシーに委員長はときめくという寸法さ。
    • そして委員長は既にヤク漬けになっていました。二重スパイでもあったことも判明し、処刑しなければなりません。アンジェは独断専行して失敗してしまうのですが、それはアンジェなりの優しさだったのです。取り逃がした後、いつものようにトンデモアイテムを使って追いついたわけですが、既にもう疲弊しきっていた委員長はドロシーに心情(成りたかったのはトップのアンジェではなく自分にはない魅力も持つドロシーであったの想い)を吐露すると眼前でピストル自殺するのでした。ドロシーはアンジェがこのことに気づいており、ドロシーに処刑させたくなかったので独断専行したと思い至るところは悲劇の中の友情が感じられて結構好き。


  • プリンセス暗殺計画〜ルルーシュエンドになりそう〜
    • 今回の終局部において人事異動が起こり、突如プリンセスを殺せという指令が出て幕を閉じます。これは、いよいよルルーシュエンドになりそうな予感が高まってきました。case1でチェンジリング作戦に姫様を参加させる時、姫様が二重スパイだった場合、アンジェは自分が姫様を殺すと提案することで、司令部からの承認を引き出しましたね。で、アンジェがもともとプリンセスのシャーロットであり、入れ替わったまま元に戻れなくなっていたと。そのためアンジェは何かあったら自分がシャーロットに戻り、そして死ぬことを考えているのでは?というフラグがバンバン感じられてしまうんですよね。あれや、コードギアスの最終回でルルーシュがわざと自分を殺させた、あのルルーシュオチですよ!!きっと多くの視聴者も感じているに違いないと勝手に思っていますがどうでしょうか?