間野山研究学会で議論点となった「地域のにぎわい」を考えるため富山県南砺市を調べていたら、行政区分で深みに嵌る。
- 旧町村が消滅したのに、利賀村だけは残っていて謎
- 新住所において利賀村は消えずに残っている・・・
- それは何故かと疑問に思って検索していたら、ようやくヒット。
- 合併の際に一体性を高めるために旧町村は残さない方針であったが、演劇で有名な利賀村は反対したとのこと。
- (北日本新聞−市町村合併の動き・砺波広域圏)
- 旧町村の伝統と南砺市民としての一体性
- 市の一体性を高めるために旧町村を消すと、歴史や伝統系の観光資源のルーツを辿るのが難しくなってしまうという一例。
- 南砺市になっても旧町村で祭りなどの伝統行事をやっているので、旧町村の伝統の継承と南砺市の一体性の相克が生じる。
- 観光客は旧町村で行われている伝統行事や祭りなどにを見物に来るが、南砺市内における旧他町村民はその祭りなどを担えない。
- 伝聞で恐縮なのだが、地元民は南砺市民としのて一体感(南砺市エスニシティ)は希薄とのことである。
- 富山大学「南砺市文化研究会」による、芸術文化を共通の資源として南砺市の一体性を生み出そうとする取り組み
- キャンパスライフブログ — 【名物授業】「南砺研」で地域文化とその未来について考える
- なぜ富山大学には「南砺市文化研究会」があるのに、第1回間野山研究学会では交流がなかったのかしら?
- 南砺市の区分図がないと不便
- 間野山トレイルと桜ヶ池エリアの創出
- 南砺市は架空の都市である間野山市と姉妹都市提携を結んだ。その産物としてできたのが、間野山研究学会。地域振興・観光振興を考える学会である。この間野山研究学会が作成したのが、『富山県南砺市桜ヶ池エリアウォーキングマップ』(お知らせ - 桜ヶ池エリア ウォーキングマップができました! | 南砺市)、通称「間野山トレイル」であるが、チェックポイントの観光資源がことごとく異なる大字にある。しかも、その観光資源のほぼ全てが歴史・信仰系なので、地域的一体性は皆無である。そのため、「桜ヶ池エリア」という区分を創出したのだとか。
- 「エコロの森」というエコツーリズム系株式会社でも桜ヶ池/南砺市を観光資源にしているが、どう共存するのだろう?
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