流星ワールドアクター「メル√」の感想・レビュー

亡命王女に差し向けられた刺客を倒して終了。母国のクーデタは解決されない。
存在を希薄化できるコス族の存在や一子相伝の遺伝子等も色々と投げっぱ。
フラグ構築も「期間限定恋人」がそのまま相思相愛に発展しちゃった☆とかいうもの。
最後は囮捜査をすることになり、主人公くんが未来視と氷魔術で暗殺者を倒してエンド。
共通√でメルの保護区画に入れないのに、メル√だとアッサリ入れるってのは誤植?

メル√「救済」の概要

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  • 亡命王女を護衛するはなし
    • メルは武力国家ゲノム国の王女様。しかし母国ではクーデタが起こり、国王である父は暗殺され、第七共和国へ亡命することに。王族は一子相伝の無敵能力の異能を誇るが、子どもが生まれると能力を喪失してしまいます。また、その無敵の異能は女子には発生せず、子供が女の子だった場合、隔世遺伝するのだとか。そんなわけで、メルが子供を生んだら大変!ということで、暗殺者が次々に送り込まれてきます。体験版では、この刺客たちとバトルすることで主人公くんの強さを紹介するという構造でした。その後、メルは保護地区に居住しながら、警察の食堂で働くことになります。
    • メル√では冒頭で第3章と同じようなレジのお釣りが合わない問題が発生します。食券にしろと主人公くんが台詞を吐きますが、どうみてもそのシーンの背景には食券の機械が描かれています。また結局犯人は自分の存在を希薄化できるコス族という異種族であり、今まで支払わなかった分の金を置いて去っていきます。この後、コス族はまったく登場しませんでした・・・。なんのためのイベントだったんだ?コレ。
    • 続いてメルとのフラグ構築。メルには護衛の老騎士がいたのですが、病気で入院することになってしまいます。その間、主人公くんが護衛を引受けるのですが、そこでメルとデートしたり接吻したり期間限定の恋人になったり本当の恋人になったりしていきます。
    • そうこうしているうちに、本国から新たな刺客が派遣され、テロ行為が繰り返されたので、メルは囮捜査の餌となります。新たな刺客の異能は瞬間移動的な能力だったのですが、主人公くんサイドには第3章で仲間にした未来視が出来るキャラがいます。主人公くんは氷魔術で猛攻をしのぎながら、未来視能力に導かれ、敵をアッサリと粉砕するのでした。一応、選択肢ミスるとメルが死亡するDEADエンドも用意されています。刺客を倒すと事件解決してエンドロール。本国で起こったクーデター事件の解決や、現国王であるシュノーケンとの対決は全く描かれることはなく、物語は幕を閉じるのでした。

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