『なごりさんは六堂和里になりきれない~恋愛偏差値0の心理学~』体験版の感想・レビュー

男性経験や自己のイメージ像を偽装していた年増系BBAの化けの皮が剥がれていく話。
『自爆系彼女』と同じノリ。主人公を手玉に取る女が実はピュアだという心情を描く。
見栄っ張りなBBAがアタフタとする内面描写がウリだがBBAの乙女な内面は楽しいか?
年齢は25という設定だが修士修了の年齢であり大学講師になるのとかムリだろ。
キャラデザ的に30半ばって感じだが、さすがにそれは年増すぎてアウトになったか。

いい年こいたBBAがキャピキャピする乙女な内面を見せられるのはつらい

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  • イケてる女のキャラづくりをしてエレガントな女性を演出しようとしているBBAのギャップ
    • 基本的にBBA視点でお話が進んでいきます。BBAは25歳の大学講師であり優雅な大人の女性を演出しています。そのため異性との交際や男性経験も豊富と嘘をつきモテモテのフリをしていました。しかし実際には男日照りで男性経験も無く処女をこじらせていたのです。そんなBBAは大学講師の仕事の一環として男性心理を解説する書籍を出版することになります。上述の通り、男女交際をしたことが無いため困ってしまいます。そこへ折よくBBAに一目ぼれした大学に入学したばかりの童貞ボーイが現れ、交際を申し込んできます。これ幸いと思ったBBAは体よくこの少年を利用して男性心理に関する本を書き上げ、搾取したらポイ捨てしようと思ったのでした。しかし少年の純真無垢な心に触れたBBAは口径奉仕やら処女贈呈やらに励んでいきます。とにかくこの作品のコンセプトとしては、ギャップ萌えであり、エレガントな女性を演出するBBAの乙女な内面描写を楽しめるかどうかで勝負の分かれ目となります。しっかし、一場面程度ならまだしもいい年こいた大人のBBAがキャピキャピする内面描写を見せられましても・・・という感じが強いです。年齢層が上のキャラを出すなら、それなりのオバサンが醸し出す成熟した女性の魅力で勝負しても良いと思うのですが。


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