2020-06-16 戦後インド史 受験世界史 戦後史 イギリスからの独立 インドにおける宗教的対立 1947年 インド独立法(英;アトリー内閣) 1950年 ネルー首相(任1947~64)がインド憲法を発布 連邦共和国の建設 旧英領セイロン 戦後インド史の展開 インディラ=ガンディー政権(1966~77、80~84) ラジプ=ガンディー暗殺(1991) パキスタンの核保有 イギリスからの独立 インドにおける宗教的対立 全インド=ムスリム連盟のジンナー→パキスタンの分離・独立を求める 国民会議派ガンディー→統一インドを求める 1947年 インド独立法(英;アトリー内閣) インド連邦、パキスタンの分離独立 カシミール帰属問題…インド北西部のカシミールは、住民はイスラーム系で、藩王がヒンドゥー系であったので、インドとパキスタンの間で争奪の的となり、1947年10月以降、武力衝突を含む紛争が続いている。 ガンディー暗殺…1948年1月。ガンディーはヒンドゥー、イスラーム両教徒の融和を求め続けていたので、反イスラーム急進派ヒンドゥー教徒により暗殺された。 1950年 ネルー首相(任1947~64)がインド憲法を発布 連邦共和国の建設 政治面 連邦制をとる国民主権の共和国 → 王冠への忠誠を否定 ヒンドゥー教を国教としない非宗教国家。カーストによる身分上の差別も禁止。 経済面 51年から第一次五カ年計画 → 土地改革と重工業化を推進 旧英領セイロン 1948年独立(イギリス連邦内の自治領) →仏教徒のシンハラ人とヒンドゥー教徒のタミル人の民族対立が起こる。 戦後インド史の展開 インディラ=ガンディー政権(1966~77、80~84) 1971:インド=パキスタン戦争 東部パキスタンがバングラデシュとして独立(1971)…パキスタンはインドを挟んで東西に分かれていたが、政治的にも経済的にも西が東を支配していた。東部は強い不満をもち分離独立した。 1974:インド核保有 → 世界で6番目の核保有国となる。 1980:インド人民党が設立される → ヒンドゥー至上主義。パキスタンとの対立激化。 1984:シク教徒過激派により暗殺される。 ラジプ=ガンディー暗殺(1991) 遊説中にタミル人により暗殺される。 パキスタンの核保有 インド、パキスタンが核実験を行う(1998年)