近現代東南アジア史【5】タイ

1.ラタナコーシン朝(1782~)

1-1.建国期

①建国…侵入してきたビルマのコンバウン朝が撃退されたのち、ラーマ1世が建国(都:バンコク)
②勢力範囲…現在のラオスカンボジア、マレーシアにおよぶ広大な領土を形成。
鎖国政策…ヨーロッパ諸国に閉鎖的な政策を取る。

1-2.ラタナコーシン朝の近代化

2.二つの世界大戦とタイ

  • 第一次世界大戦への参加と国際的地位向上
  • ②タイ立憲革命
  • ③ピブンの支配
    • 1938年にクーデタでピブンが軍事独裁権を樹立し首相に就任。1939に国号をタイと改称。1941年に日本と攻守同盟を結び第二次世界大戦に参戦する。
  • ④ピブンの失脚
    • 日本が劣勢になると抗日運動が高まり、1944年にピブンは失脚。45年にタイは宣戦の無効を宣言し成功する。
  • 第二次世界大戦後のタイ
    • 親米反共路線
      • 戦後ピブンが政権に復帰。1954年に反共軍事同盟東南アジア条約機構(SEATO)に参加。ピブンは1957年のクーデタで失脚。
    • 民主化の進展
      • ラーマ9世の立憲体制下で軍事政権が続くが徐々に民主化