のんのんびより のんすとっぷ 第3話「昔からこうだった」の感想・レビュー

夏ひか回。元気系幼馴染枠同士、気が合う様子が描かれる話。
東京から新幹線で帰省したひかげは帰るや否や夏海を遊びに誘う。
遊びの内容に選んだのはボール投げであったがお約束通り夏海が鉢植えを割ってしまう。
このことをきっかけに仲違いする二人だが、それぞれが幼少期の想い出を想起する。
過去の回想を噛みしめた二人は和解し、幼き日の秘密基地へと繰り出すのであった。

元気系幼馴染夏ひか回

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  • 帰省して遊んで喧嘩して過去を想起して和解
    • 今回はれんげの2番目の姉ひかげと越谷三兄妹の末っ子夏海の百合友情回です。東京の高校に在学しているひかげは夏休みに帰省するなり越谷家を襲撃し、夏海を遊びに誘います。新幹線に乗ってきたので身体を動かしたいというひかげの要望をボール遊びに興じるのですが、ソッコーで鉢植えを割ってしまうことに。ホントいつも鉢植え割ってんな。で、さっさと謝ってしまえば被害は少ないという経験則から越谷ママンは見つからず。なんと煎餅を買いに駄菓子屋に行っているとのこと。姉や兄に見つかってからでは、母親に人に見られたから謝罪しにきたと勘違いされてしまう……そう思った二人はとりあえずの処置として証拠隠滅を図るのですが、お約束通りそこを帰宅した母親に見られて怒られるというオチになります。
    • 叱られたことで仲違いした二人はケンカ状態に。しかし二人とも夜に寝ながら互いとの過去を想起します。幼女時代タイム。二人が思い出すのは虚無僧マンの想い出。つーか、虚無僧で通じるって仏教レベル高いな!こっちはゴールデンカムイ読んでなければ虚無僧なんて知らなかったぞ!閑話休題。夏海は洗濯籠を頭にかぶることを虚無僧マンと称し、その役をひかげにやらせてごっこ遊びに興じたものだったのです。この虚無僧マン遊びにおいてもさっさと夏海は飽きてしまいひかげは一人放置されたことからプチ喧嘩。次の場面でひかげは夏海の誘いを断ってしまうのですが、一人で遊びに出た夏海は足を怪我して迷子になってしまうのです。夏海がいなくなったことを知らされたひかげは必死で探し回り、ようやく見つけると和解し、おんぶして家まで連れて行ってあげるのでした。幼女時代の夏海いつも誰かにおんぶしてもらってますね。こうしてお互いが過去を想起し友情に浸ったところで、現代の時間軸に戻り、再び和解するのでした。喧嘩するほど仲が良いというオチ。

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