雑録

ひぐらしのなく頃に業 第19話「沙都子は梨花がお嬢様学校に入るための踏み台に過ぎなかった」の感想・レビュー

梨花の熱意に絆された沙都子は一緒に受験勉強に励み二人ともお嬢様学校に合格します。
しかし進学に伴う環境の変化は二人の関係性を破壊してしまったのです。
お嬢様の生活に適応し新しい友人とハイソな毎日を楽しむ梨花に対し……
早くも勉強についていけなくなった沙都子は補修室送りとなり豚箱生活を送るようになる。
沙都子がいなければダメと述べてお嬢様学校に誘ったかつての梨花はもう既にいない。
梨花は自分の望みを叶えると結果的に沙都子を切り捨ててしまったのであった。
こうして踏み台にされた沙都子は梨花に対して憎悪を抱き惨劇を繰り返すこととなったのである。

あの「ひぐらし」が単に勉強に落ちこぼれたというよくある事象に矮小化されてしまった

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  • 沙都子は確かに可哀想だけど、これまでの惨劇に比べると「進学における環境の変化による関係性の崩壊」なんてわざわざひぐらしでやることかよっていう
    • 古臭い田舎の生活に埋没することを拒否した梨花はハイソな生活を求めてお嬢様学校への進学を決意します。一人だけではモチベーションがあがらない為、沙都子も一緒にと誘って友情を受験勉強に利用します。こうして二人で切磋琢磨し試験にパスするために日夜勉強に励んだのです。その努力は報われ、二人とも合格を果たしたのです。しかし沙都子にとってはここで不合格だった方が幸いだったのかもしれません。ハイソな生活を送りたいという願望を持つ梨花とは異なり、沙都子は梨花と一緒にいるためだけに勉強をしてきたので、その学校生活は退屈すぎるものでした。沙都子は早くも勉強についていけなくなったうえ、梨花との関係性も変化してきます。お嬢様学校に入った梨花は上流階級に適応し、沙都子が馴染めそうにもない人間関係を新たに構築していったのです。梨花の取り巻きが沙都子を排除したため、二人の関係はこれまでのようにはいかなくなります。楽しそうにお嬢様暮らしを楽しむ梨花に対し、沙都子は補修室送りで豚箱ライフを送ることになります。それはひたすら問題集をこなすだけの薄暗い日々でした。同じような境遇に陥ったのは沙都子だけではなく、勉強についていけなくなった多くの先輩方がその教室にはすし詰めにされており、沙都子にアドバイスをしてくれるのでした。これからの生活が暗黒に陥った沙都子は、梨花の楽しそうな姿を見てソウルジェムが濁り始めます。かつて梨花が高校生活には沙都子がいなければダメといっていたけれども、それのはどの口であったのかと。こうして闇落ちした沙都子は精神崩壊し、もう一度梨花を雛見沢のループに陥らせた原因が語られたのでした。
    • 確かに沙都子は可哀想でしたが、勉強に落ちこぼれたり、環境の変化によって関係性が崩壊したりすることはよくあることで、なんかティーンズ向けのラノベとかで題材になりそうな感じ。ことさら「ひぐらし」で取り上げることではない気がしたりなんだり。ぶっちゃけこの程度であんな惨劇のループを繰り返すことにしちゃうのかと思うとインパクト薄いのは否めないかなーと。まぁ沙都子が可哀想なのは確かなのですよ、ええ。きっとひぐらしならここから驚きの展開になってくれると信じたい。

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