ゾンビランドサガリベンジ 第1話「グッドモーニングリターンズSAGA」の感想・レビュー

功を焦って莫大な借金を作り酒浸りになってしまった幸太郎さんを復活させる話。
幸太郎さんが焦っていたのはフランシュシュには時間制限があったから。
そのため身の丈に合わない規模でのライブイベントを強引に開催し失敗したのであった。
失意にくれる幸太郎さんの一方でフランシュシュたちは借金返済のためバイトに精を出す。
幸太郎さんを奮起させるのはゆうぎりでもさくらでもなく酒場の店主であった。
デスメタバンドの会場に駆けつけた幸太郎さんの活躍でフランシュシュは復活の狼煙を上げる。

巽幸太郎の焦燥~フランシュシュにちらつく時間制限~

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  • 幸太郎さんを復活させるのは酒場の店主!
    • 第1期がライブ大成功で幕を閉じ、第2期はこれ以上語るものなど無かろうと思われていました。しかしソッコーでフランシュシュは落ちぶれることに。それというのも、幸太郎さんが功を焦ったから。500人規模でのライブしか経験が無かったメンバーたちに無謀にも3万人規模のライブ会場をあてがったのでした。しかしそれには理由があり時間制限があることが伏線として張られていきます。ゾンビだから無限に時間があるかと思いきや死者の蘇生には制約があったっぽい。
    • 案の定ライブではフランシュシュの動員力は500人が限界であり、莫大な借金をこさえた挙句、幸太郎さんは精神崩壊してしまいます。それでもフランシュシュのメンバーは諦めることなくバイトに励み借金返済とアイドルとしての再起を図ります。1期は幸太郎さんがアイドルに対して否定的なメンバーたちのトラウマを解放して救済していったのに対し、2期の1話が逆の構図になっているのがエモい所ですね。しかしさくらの説得は全く効果が無く、幸太郎さんの心には届かなかったのでした。
    • 一体誰が幸太郎さんを奮起させるのか!?1期では個別ルートが無かったゆうぎりが最有力候補かと思っていたのですが、なんと幸太郎さんを再起動させたのは酒場の店主だったのです。意味深でワケアリな台詞が交わされた後、わざと店長は幸太郎さんを煽ります。フランシュシュを小馬鹿にされた幸太郎さんは立ち上がり、自分抜きでもライブに出ようというメンバーのもとに駆けつけるのです。ハイパー巽幸太郎タイムの始まり始まり。1曲目が終わり、シラケる会場に乗り込むと一人でアンコールと叫びます。他の客に殴られてどうなることかと思いきや、はい効かなーいと立ち上がる姿は涙をそそります。幸太郎さんの乱入によりライブ会場は乱闘騒ぎとなり、檄を飛ばされたフランシュシュたちは新曲を披露するのです。滅茶苦茶な会場の中にフランシュシュの歌声が高らかに響き渡り、感動の展開となります。いじけて腐っていた幸太郎さんは見事立ち上がり、タイトル通りリベンジを誓うのでした。

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感想まとめ


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【参考】