ウマ娘「幻想世界ウマネスト」の感想・レビュー

ファンタジー世界に転移したグラスワンダーが巨大化して敵を踏みつぶす話。
おそらく他の作品とのコラボ展開を狙った布石だと思われるが、シナリオは微妙。
レース要素はほぼ無いうえ、RPG劇としても雑であり内容が練られているとは言い難いかも?
(なんかキャラを前提としたしょうもない二次創作を読まされているような感じ)
ウマ娘たちが「ごっこ遊び」をしている様子を眺めるというというのが楽しみ方かもしれない。
終局部でRPG要素とウマ娘的要素を結合しようとしていたが牽強付会っぷりが強い。

RPG要素は薄くウマ娘的面白さ(レースを通した関係性と感情)もほぼ無くキャラに依存したシナリオ

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  • あくまでもキャラゲーウマ娘のキャラがRPGごっこをしている姿を眺めて楽しむというのが趣旨なのかもしれない
    • 【1】理事長がシミュレーターを導入。これを使うと様々な世界観に入り込むことができるのだとか。今回はファンタジー世界。試運転を行ったシンボリルドルフ会長の様子がおかしくなりグラスワンダーエルコンドルパサーが助けに行くという流れです(実は中に入ってるのはルドルフではなくゴルシ)。ファンタジー世界ではグラスが僧侶、エルが武道家となりウ魔王のゴルシを倒しに行くというオーソドックスな展開。
    • 【2】しかしながらシナリオはこれを「RPG劇」として見ると、実に酷いかもしれない。ウマ娘の身体能力の伏線を回収する序盤などではまだ面白みもあったが、バトルは結構しょぼしょぼ。中ボス的存在として現れたセイウンスカイキングヘイローだが、ろくにバトルをすることもなく葬り去られてしまうところには泣いた。特にウンスは空の色を変えるだけという不遇っぷり(それなのに1枚絵のCGはある)。その後も、イキナリ理事長が「概略モード」を使用し、中身をすっとばしてラスボスバトルとなります。ここでも特に何らかの駆け引きが行われるわけでもなく、グラスワンダーが巨大化し、踏み踏みするのでした。
    • 【3】今回のシナリオはもしウマ娘のキャラ達がファンタジー世界に行ったら?というキャラ依存を前提とした側面が強くあらわれており、キャラがワチャワチャしているのを眺めるだけで楽しめる人にとっては面白かったのかもしれません。ただウマ娘なのにシナリオにレース要素はほぼ無く自らゲームの主題を投げ捨てているため、世間からの評価が低くなっていると言えるでしょう。これまではレースにおけるウマ娘たちの「関係性」と、レースにかけるウマ娘たちの「感情」が高く評価されていたので、その反動も一因として指摘できます。
    • 【4】理事長はこのシミュレーターをまだまだ活用する方針であることが述べられており、これを使えばコラボし放題であるため、おそらく企業側としてはコラボ展開を狙った布石として今回のイベントを用意したのではなかろうかと邪推されてしまいます。

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ウマ娘 感想まとめ